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リッチな店長日記
サンドウェッヂはこうして削ります  しかし、最初の型を選ぶことも必要です
2014年03月18日

遅れてしまいました

昨日到着したサンドウェッヂのヘッドです

こちらは荒削りのヘッドです

このままでは商品になっておりません

これを削って、それからメッキして仕上げていきます

 

フェースから見るとこういう感じです

ずいぶん大きなヘッドでしょ

トウの部分がかなり広すぎます

まあるいトウのクラブもいいですが、今回私は少しスクエア気味に削っていきます

 

 

ホーゼルと、ポケットと呼ばれる部分です

ホーゼルは、上から下に向かって細くなるように、テーパーをつけていきます

こちらは手作業以外にはどうしようもありません

ほんとに暇つぶしになります

しかしそうすることによって、グースネックを感じずに、フェイスプログレッションを小さくすることができます

ジャック・ニクラス

デビッド・グラハム

ペイン・スチワート

名だたる名手が愛したやり方です

 

あと、ソールも削ります

職人さんは、ソールのつながりをまーるく削ってしまっておりますが、

プリウォーン仕上げは、少し角を残すぐらいの方がいいです

アメリカのツアーでは、トウとヒールのバンスを削るのが流行っているようです

そしてセンターのバンスだけを残すようです

 

ちょっとリーディングエッジが真っ直ぐすぎるのも、気になります

ソールを丸くさせながら、リーディングエッヂが真っ直ぐに見えるようにするものですが、

少し、その傾向が強すぎるかな

これじゃソールは抜けてくれるでしょうけど、夏場のラフがどうか

ちょっと見てくれで、力が入りそうです

 

これで、302g?

メッキの重量を聞いておかないといけないな

 

球を上げるには、トウを丸くするのもいい方法です

なぜなら、フェースを開いても違和感を感じにくくなります

しかし、グリーン周りからのチップインを意識するのなら、少しトウにストレートのラインも入れます

ほんの一部分、丸みを抑えます

 

 

必ず気をつけないといけないこと

人は「このウェッヂは抜ける」とええかげんなことを言いますが、

(こういう言い方をすると、どなたかに誤解を受けそうです

本日初めて参加した商工会議所の名刺交換会で、

「昔は木を削ってクラブを削っていたけど、最近は誰でもゴルフクラブの修理ができるようになった」

そう私が言ったら、特定の人のことを言ったかのように、「いや、その人は技術がありますから」って

私はそんなことは言ってない

文章の後先があるだろうに

しかし、昔は修理に上手下手がはっきり出た

あんまり言うと誤解を受けるか

しかし、近代の名工なんて言葉があったんですよ

今じゃそういうのはありえない

丸みのある中世の家具と現代の家具を比べるようなものだが、

そういや、話していた相手は家具屋さんだった

またもや、誤解を受けそうだ)

話を元に戻しましょう

抜けるってみんな言うのは、ソールの話

ラフからの話はあんまりしない

それに、それほど深いラフから試打したのだったら、リーディングエッヂはまっすぐには削らないでしょって

それだと新幹線の100系があのノーズにはならないわけ

でしょ?

 

 


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