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ホームクラブ作りのヒント

このページでは、一般の方がクラブを作る時や、修理をされるときの、ヒントになるようなことを記載してみました
(確かに、プロよりも上手な方がおられるのは周知しているのですが、)

◎シャフトのトリミング
リシャフトするときに何が難しいって、ティップトリミングほど難しいものはないのではないでしょうか?
そう、Tip トリミングです。
シャフトによって、細いほうの先端をカットして、装着するもの、カットをしないものがあります。
物によっては、アイアンの番手間を1インチ、0.5インチ、0.25インチなど様々です。
ディーラーによって、違った指示書も存在するという、摩訶不思議なマニュアル群。
日本のマニュアルと、海外のマニュアルの内容が異なっていたり、海外のディーラー同士でも違っていたりで、ホント困るんです。
パラレルチップセクションって云うのがあります。それは、先端の8.5mmなら8.5mmの直径がどこまで続いているか、その寸法を表すものです。
「パラレルチップセクションの範囲なら、カットできますよ」って、エエ加減なのか、合理的なのか、よくわからない説明もありますが、それも正論です。
ただし、シャフトがガチガチになってくるのも、否めません。
ノーカットだとそれだけ遊びがあるわけで、易しく使えるクラブに仕上がるわけです。
まあ、1インチで約6サイクル、振動数が異なるって云うこともありますけど、感覚的にはもっと違うでしょうね。

そこで、ティップトリミング(チップとかティップとか混在してますが)してはいけないシャフト(私の経験から)

Aldila NV ハイブリッド用シャフト
これは、カットしてはいけない
(マニュアルには、ノーカットとしてありますが)
球が上がらなくなっちゃうぞー
アルディラのハイブリッド用は、どれも先端カットなしでお願いします。

カットしたほうが良いシャフト

Grafalloy ProLaunch Platinum
これこそ、異なるマニュアルの混在するシャフト
ゴルフワークスのマニュアルは、ドライバーノーカット、2番0.25インチ、3番0.5インチ、4番0.75インチ、5番以下1インチとなっております。
しかし、グラファイトのマニュアルはですねー
まず、ボアの種類によって異なります。
スルーボアで、ドライバーノーカット
ブラインドボアで、ドライバー0.5インチ
スタンダードボアで、ドライバー1.25インチです。

「フーン」
まことに難しいでしょ
私の経験から、プロローンチプラチナムは、1.25インチのトリミングが良かったです。
このシャフト、まさかウィークヒッターが使わないでしょうし、ほとんどハードヒッターの方用
だから、1.25インチのカットでちょうど良かったです。
先端の遊びも少なく、チカラも十分に伝えることができました。

Grafalloy Prototype comp NT は、どちらとも言い難いです。
でも、こちらのシャフトは、カットしすぎないほうが良さそうです。
ワンフレックス柔らか目で、スタンダードボア、ドライバー1.25インチカット
これでいかがでしょうか?

マニュアルにもいろいろあります。だから、装着前にいろんなトリミングのチャートを見て確認しましょう!


◎シャフトの選び方
私が、アメリカのゴルフコーストにゴルフクラブのフィッティングに行ったときのことです。
私のヘッドスピードは、だいたい時速115マイル。ドラコン選手には遠く及びませんが、まあまあ速い方です。
そこで、勧められたシャフトのフレックスは、R
なんと、Xでもなく、Sでもない。
トルクの少ない、Rシャフトなんです。
さて、それはどういう根拠か?
トップスイングからダウンスイングに入る際、シャフトのしなりがほどけているようです。ですから、1フレックス落として、Sに。
あと1フレックスは、弾道が少し低いからもう少しやわらかくして、しかも、ロフトを9度から10.5度に
そうすれば、より飛距離アップが図れるそうです。
確かに、思った以上の高弾道です。
低い弾道が好きならば、9度でも良いようですが。
多分、日本のフィッティングの方法とは違うでしょね。
こんなことをしていたら、クラブが売れないでしょう。硬いシャフトを勧めて、お客様をヨイショするのが、鉄則かと
打てるか、打てないかは別ですがね
でも、私は、Rシャフトでトライしてみます。

◎グリップの挿入で、
最も大切なことは、グリップを挿す方向かもしれません。でもここでは、グリップの長さに目を向けてみましょう。時折、お客様から修理のご依頼で、アイアンセットが送られてきたりします。皆さん上手にグリップを装着されているのですが、グリップの長さがセットの中の1本か2本は、他のクラブに比べて長かったりします。だから、スイングウェイトが変わってしまう、なんてことはありませんが、握り心地が変わるのは否めません。他のクラブよりも長く伸ばしてしまうと、グリップが細く感じます。その分、ライ角度が合っていても、左に飛びやすくなったりします。

そこで、

グリップを装着する前に、シャフトのバット部分から、グリップの長さ分のところを測って、マジックで印をつけましょう。その時、グリップエンドの継ぎ目の長さ分は差し引いてください。マスキングテープを、シャフトと90度に交わるように巻いてもらっても構いません。
それから、両面テープを巻いて、装着してみましょう。
そうすれば、どのグリップも同じ長さに仕上がるはずです。


◎ソケットの仕上げで、
時折、「何ミリの外径のソケットをください」とご指定を受けることがあります。お気に入りのソケットでも、外径が大きすぎると、お気に召さないようです。しかし、ソケットの外径は、標準のホーゼル外径よりも、少し大きめに作られているものです。後で、削って仕上げるわけですが、その手順がおわかり出ないのか、ご面倒なのか?

ここでは、

ソケットの仕上げについて、ヒントを差し上げましょう。
ヘッドの装着が済み、あとはソケットを削るのみとなりました。さて、それでは、マスキングテープを用意しましょう。幅は、15mm程度で結構です。それをソケットに接しながら、シャフトに2周巻き付けましょう。2周目は、やや3周目にかぶるくらいがいいです。それから、ソケットに接しながら、今度はヘッドに2周巻き付けましょう。メタルウッドなどで、15mmのテープだと、幅が広すぎてヘッドのふくらみが邪魔をしてうまく巻けない場合は、幅の狭いテープを使いましょう。やや厚めの素材になりますが、5mm程度のものが販売されているはずです。
それから、ラバークランプなどを使ってシャフトを万力に挟み、テープの外周から、あまり出っ張りすぎた部分をやすりで削ります。その際、マスキングテープをあまり削らないようにしましょう。そのあと、#100の布ペーパーを、20mm程度の幅で縦に裂き、外周のマスキングテープが1枚だけ削れるくらい削りましょう。最初は、ホーゼルとの境目から、あとは、ソケット全長にわたるように。
ヘッド側のマスキングテープが、ソケットとの境目が1枚残ったところで修理をやめ、マスキングテープをはがしましょう。ペーパータオルにアセトンを湿らせ、ソケットのキズを溶かして見えなくしましょう。これで終わってもいいですし、その後ラッカーシンナーで、もう一度拭いても構いません。
確かに、そういう電気工具もあるんですが、こちらのほうがきれいに仕上がると思います。少し手間がかかりますが、

 

◎アイアンのライ角度について

上級者になると、ややフラットなライ角度のクラブを選びたがります。

球が左に引っかかるのを避けるためです。

でも、その行為によってあるリスクが、

ライ角度がフラットになるとレイトヒットがしにくくなります。つまり、ダウンスイングでほどけやすくなるのです。そうしないと、逆にトウからグラウンドに突き刺さるようになりますから。

上記のことは、マイナーな状況かもしれません。

しかし、球が引っかかると云うのは、クラブヘッドが下りてくるのを遅らせてやるチャンスでもあります。しかもややインサイドから。

そうすることによって、よりレベルの高いスイングが出来るのですが、

人はそれをやりたがらない。

コックがほどけてしまう自分を認めてしまうわけです。

そのハードルを越せば、かなり腕前に違いが出るわけですが。

 

◎ウェッジヘッドのデザイン

ノーメッキで大きめのヘッドのクラブを中古屋さんで買ってきますと、どなたでもクラブのデザインを楽しむことが出来ます。

私が買ってきたのはこのヘッド

キャロウェイ Xツアー 52度

何もデザインをパクるわけでもなく

微妙な調整をしてみたかった

私は、スコアラインの短いウェッジを作りたかったので51mmのものを選んで買ってきました。

そして、トウを少し私のデザインに似せて

こちらのように少し削ってみました

とりあえず少しだけ

あとで、もう少し削ってみるつもりですが

最終的には、もう少し右のデザインに似てくると思います。

とりあえず打ってみながら、何か弊害が出ないか確認してみます。

ヒール側が私のイメージより低いのですが、こちらはどうしようもありません。

ピッチエンドランやランニングアプローチに使用するクラブですので、後でメッキも施そうと思います。

 

 

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