ゴルフのトータルアドバイザー
「マスダゴルフ 姫路」で必ず検索できる
|
|||
商品カテゴリ一覧ショッピングカートカートの中身
カートは空です。私が店長です
ジャンボ尾崎の第一次全盛期の頃、10歳でゴルフを始めました。当時はもちろんスチールシャフトで、クラブも重かったですが最近は楽になりましたね。かつて最高級品のゴルフクラブであるケネス・スミスやPINGを扱っていた企業の中古クラブ店の店長を経て、オーストラリアにゴルフに出かけ、中途半端だったゴルフをレベルアップさせる。そして今に至ります。
“Fierce Golf”のシャフトを日本の皆様に使っていただこうと、熱を入れていました。 只今、「ボンダイウェッヂ」「F&Eフォージドアイアン」「リアーノウェッヂ」「ショージタローパター」を自ら作製中。 たぶん、今の私は写真よりかなり痩せているかも。(およそ15kg) 私が今までに習ったプロゴルファー(有名コーチのみ記載) トム・クイン(スタンフォード大学卒) ジェリー・ブルーム(ゴルフの殿堂入り) キース・クリアウォーター(USPGAツアープロ) 浅見勝一プロ(元JPGA会長) 瀧安史プロ(JPGAプロ・ドラコン王) ティンズレー・ペニック(ハービー・ペニックの息子) ラリー・モーリー(シニアツアー賞金王) ジェフ・ファーリー(RE/MAXドラコン大会5位) 好きなプロゴルファー :マーク・オメーラ ベン・クレンショー 尊敬する人 :ハービー・ペニック(故人) 好きな鳥 :セグロセキレイ、コカバラ 好きな芸能人 :温水洋一 好きな映画 :アンタッチャブル 好きなアルコール :ワイン 好きなゴルフコース :ナルーマ(オーストラリアNSW南部) 友人プロ :高木祐二プロ・草瀬大志プロ 経歴 1996,1997年 テキサス州オースティンで開催されたゴルフクラブメーカーズアソシエーションにて講義を受ける その際、KBSシャフトの社長、キムブレイリーさんの講義を受ける ご都合の悪い記事、あるいは不愉快を感じられる記事等は、こちらで削除等させていただきますので、ご遠慮なくお申し出ください 私が店長ですページ |
今回、1本取りの「K's-2001α」のリシャフト用マニュアルを作成いたします。
在庫とは別に、先日、試打用として1本シャフトを分けていただきました。
まず、スパインファインダーでスパインのありかを探します。
振動数を計測します。
今回仕入れたシャフトすべてが282~284cpm内に見事に納まりました。 FST PROシャフトはもう少しバラつきがあるのは、全長が異なるからだと思います。
今回ヘッドに使うのは、これ! TaylorMade EL-1 「何だ、これ?」って云ってる方もおられるでしょうけど、純正シャフトを抜いて使います。 重要なファクターであるヘッド重量は、270g
先端部分をカットするのですが、
0.5インチずつ 2,3,4,5,6,7か数えていくと、3インチ 先端を3インチカットします。
念のためマスキングテープを巻いて (急いでいるときに、うっかり間違ったところをカットしないようにね)
カットしようと思ったけど、ちょっと待て!
7番アイアンだけの調査では意味がないので、他の番手と比較してみよう 1番アイアンで試してみる
ヘッド重量 232.5g
全長の振動数は、259cpm
それでは、先端を3インチカットして、通常の7番アイアンの仕様 まだバット部分はカットしていない。 したがって振動数は低いままのはず。
7番アイアンヘッドの重量は、270g 1番アイアンは、232.5g 2個の公差は37.5g 通常1番手ごとに7gのギャップが生じる。 7g×(7-1)=42g 1番アイアンと7番アイアンのヘッドで42gのギャップが必要だが 4.5~5g足りない。
そこで、5g(正確には4.8g)のバランサーを足して275g 全長で計測してみる。 振動数は、269cpm
5gのバランサーを抜くと、271cpmになる。
2サイクル 5g≒2cpm こういう曖昧な数値が出てくる。
ではここで、 4.8g、6.7g、9.1gで試してみる。
6.7gで269cpm
用意した9gのバランサーが細かったので、 こういうことをしてみた。 マスキングテープを巻いて、太くしてみました。 重量は、9.1gになりました。
9.1gで267cpm
結局、 9.1g-4.8g=4.3g 269cpm-2667cpm=2cpm
9.1gの重量の増加で、 271cpm-267cpm=4cpm
9.1g÷4cpm=2.275g この場合、約2gで1cpm変化しています。 もっと細かい数値が導き出せるのでしょうが、それ以上はあまり必要がないのでこの件はここで終了します。 (変な数値が出てくることもあるので、厄介でもありますし)
スイングウェイトも念のため付け加えておこう。 1番アイアンにノーカットのシャフトをつけて、F-3
7番アイアンに、先端を3インチカットした上、5g(4.8g)のバランサーをつけて、G-0
何か納得できませんが、 これで通常のSフレックスの状態となります。
1番アイアンで259cpm 重量調整後の7番アイアンで269cpm 計測した振動数の交差が少なすぎます。
同じ7番アイアンのヘッドを用いて、 先端カットなしで、257cpm 3インチの先端カット、で271cpm
271cpm-257cpm=14cpm
3インチの先端カットで14cpmの上昇となります。 つまり1インチの先端カットで4.7cpmの上昇
かなり振動数の上昇が緩やかです。
1番アイアンが42g軽いことを考慮すると 2g=1cpmで 42g÷2g=21 21cpm数値が上がるとして 257cpm+21cpm=278cpm
3インチ先端が長くなると、14サイクル遅くなるので、 278cpm-14cpm=264cpm
計算上は264cpmですが、実際は、259cpm この数値の開きをどう解釈するかになります。
FST PRO115シャフト、41.5インチの場合 285cpm 5番アイアンを作製の場合、先端カットは2.5インチ
K's-2001α 41.5インチ 282~284cpm 同様に、先端カットは2.0インチ
5番アイアンでさらに4cpmの差が出ます。
9番アイアンでは、まだ余分に4/8インチ 合計8cpmの差が出ます。
結局9番アイアンでは、FST PROよりもK’s-2001αの方が1フレックス近く柔らかくなります。 (10cpmで1フレックスです。)
上記数値は、通常ではありえない手元カットなしのとても長いアイアンクラブの実験数値が出てきております。 その点、考慮してご判断ください。
FST PROシャフトは、1番手短くなるにつれ、5/8インチ先端をカットします。 本来カットすべきは全長で0.5インチ つまり、1/2=4/8です。 ここで、1/8先端を余分にカットすることになります。 1/8インチ硬い手元部分が残るため、より振動数の上昇が大きくなります。 このままですと、K's-2001αでリシャフトしたアイアンセットは、ショートアイアンが特に柔らかくなります。
そこで次回は、先端カットの方法をFST PROと同じく5/8インチずつ短くして検証してみます。
|
||
Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス
|
|||
|