リッチな店長日記

ゴルフが分かる話 その1

2023年01月24日

ジャックニクラスは、パーシモンのドライバーではナンバーワンだった

ベンホーガンもそれに等しい

ジャンボ尾崎は、パーシモンでも日本一だったし、メタルでもそう

チタンでも賞金王になった

どのドライバーでも対応できる人にスイングの変遷は語れるが

ほとんどのゴルファーはパーシモンだけでなく、メタルドライバーさえ知らない

 

ゴルフボールも同じこと

ラージサイズという言葉を知っているのは、さて

何%のゴルファーがそうだろう?

今のボールのサイズがアメリカンサイズ

そう、ラージサイズである

対するスモールボールは、ブリティッシュサイズとも呼ばれていた

日本はR&A傘下だったため、スモールボールが長く続いた

直径が、1.62インチから1.68インチになった

0.06インチは、ほぼ1.5㎜になる

それだけ違えば、スイングに於ける左の壁は変わってくる

 

分かりやすく言おう

大きな硬式テニスボールを打つのに、左の膝は、曲げたまま踏ん張りますか?

まさか、そんな人はいないでしょう

きっと左膝は伸ばして、アッパーに打ちますよね

(アセンディングとも言いますが、一般的じゃないな)

それでは、小さなビー玉を打つ時、どうしますか?

左膝は伸ばしますか?

空振りしますで~

そうでしょ

 

昔のアイアンって分かりますか?

パワービルトのサイテーションもそう

マグレガー トミーアーマーもそう

ウィルソンスタッフはそうじゃなかったけど

スイートスポットの高かったアイアンが多かったですね

マグレガー VIP はヘッドデザインはそうでもありませんが、ホーゼルが長い分、芯は高かったです

じゃ芯で打つにはどうしますか?

左膝を伸ばしてしまっては、意図するダウンブローには打てません

意図するとは、ボールの前のターフがスパッと取れる程度です

今みたいな薄いターフの取れ方ではありません

 

だって違うんだもの

だからそういうスイングで戦ってきたの

ジャックニクラスも、その他英雄戦士たちも

左脚が伸びてたのは、ジョニーミラーぐらいだったか?

使用クラブはウィルソンだろ

それにスポルディング

それほど芯は高くはない

後期、チチロドリゲスから貰ったトミーアーマーを使ったようだが

どの辺の時代だったか

いや、オリジナルの形状では使ってなかったのよ

ホーゼルを短くして使っていたから、幾分芯は低くなったでしょう

 

アメリカのラージサイズのボールでそう

日本では、芯が高いうえに、スモールボールでしょ

左膝が伸びようはずがない

 

分かる?

 

それに糸巻きのバラタカバー

言っても分からないか~

正しいスピンをかけて打たないと曲がって飛んで行くのよ

今はかけないように打つじゃない

 

 

まだ話したいところはそこじゃない

ジョンラームのスイングが世界で着目されているようですが

そこに至るまで

ぼつぼつ話しましょう

 

永遠なる完璧なスイングなんて無いんだから

今のクラブに合ったスイング

あるいは道具に

もしくはコースに

 

 

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