リッチな店長日記
ライとロフトの直し方
2022年03月05日
ライとロフトの直し方
「知っとるわい!」
そう言われてしまいそうです
いや、そらそうでしょうよ
でもね
以下は私の考え方です
こちらのメモがその数値です
「もっと細かい数値まで出るわい!」
そんなことを言う人も現れるでしょうけど
それより細かくする必要はあるか?
クラブを計測器にセットする方法でさえ、数値は変わってしまうのよ
このあたりで十分じゃないか?
これで打ってまだおかしければ、また直せば済むこと
あんまり数値に引付けるのはやめておきましょう
一番左側がアイアンの番手
9番とPWの長さが、0.25インチしか変わらない
60、61.5、62で始まるのがライ角度
ここで5番アイアンがズレているのが分かります
PWは63度でもいいけれど、長さのギャップが0.25インチだから、9番と同じライ角度にしたの
引っ掛けたらあかんクラブでしょ
ちょっと開いて、23、26、30で始まるのがロフト
几帳面にすれば、5番は22度かもしれませんが
そうしちゃうと、球が上がりにくくなります
それはどうかな~
と思うんです
上がりすぎれば、それから考えてもいいじゃない
そしてその下の8、9、PWを5度刻みにしたの
この下の番手が、52度と58度と聞いて、35、40、45度としました
それでもPWと52度の間は開くんですけどね
ここはユーザーの希望
34、38、42度とすると、ロフトの問題だけじゃなしに
9番とPWがオフセットになってしまう
それではいくらライ角度を合わせても、球が引っかかってくるわけ
ショートアイアンを立てとけば、ウェッジの売上をもう一本増やせるんだけど
それはやっちゃいけないよね
それではゴルフが上手にならない
分かる~?
実はオリジナルのメモには、オフセットの数値も書いてあります
それも合わせて作業すると、もっといい仕事になります
分かった~?
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