リッチな店長日記
ウッド作った方が儲かるに決まってた かける資本が違うじゃない
2021年03月15日
おはようございます
いや、色々あります
今日はいつもの時間ですので、
どの話にしようかな~、と
月曜日だしな~
なぜか昨日のアクセス数が上がってた
私がブログを書けなかった日です
どういう話が良いんだろうか?
どこにもない話が良いのかな~
そらそうだろうけど
やるか
少し傷つく人はいるだろうけど
そういう意図じゃないんだ
そこんところご理解いただきたいんだけど
アイアン作る人とウッド作る人
どっちがゴルフ上手い?
ウッドはもう作らんようになりました
あのパーシモン(木製ウッド)です
私のいた会社だけやなく
他の工場もそうであったケースが多いけど
ウッドの工場と、アイアンの工場を別にしていた
水と油、みたいな
なんか違うんだよね
肌感が
だって作り方が違うんだもの
あの~
今話してますけど
これ、どこかで怒られるかもしれませんからね
私が
でも、
続けましょうね
私がいた会社は、大阪にウッドの工場
九州にアイアンの工場がありました
本当は販売よりも製造の方に行きたかったんですけど
まあ工場に行ったとしても、勝手に作らせてもらえなかったと思います
でも、自宅でドライバーを1本だけ作ったの
見かけだけはお店で打ってたものよりもかっこよかったの
工場で作ってたものよりもね
シャフトを工場で入れてもらったの
そしたら工場長さん機嫌が悪いのよね
下手くそなら笑ってられる
上手じゃなくて、微妙な感じなら
あの独特の雰囲気
分かるでしょ
あれよ
それで、しめたと思ったの
ところでウッドを作る工程と、アイアンを作る工程
違うのよね
何が違うかと云うと、
シャフトを挿してヘッドの形状をチェックすることがあるのとないのと
アイアンは全くと言っていいほどそういうチェックはしない
チェックするのは数値だけ
ロフトとライ角度ぐらい
いや、そういう工程なんです
なぜかと云うとね
ホーゼルは触らないのと触るのと
ホーゼルのセンターに穴をあけたらその部分は触らずに、それを信じて作っていく
それがアイアン
ウッドはその穴がまだ完全なものだとは認識していない
だから違うねん
数値重視
見た目重視
だから個性が強く出てしまうの
マグレガーのウッド
名器ではありましたが
職人さんの作り方で同じブランドでも形はバラバラ
ヘッド上部の転写マークも向きがバラバラ
当時は刻印でしたけどね
もうウッドは作らないとして
アイアンの作り方にウッドの作り方を加味していく
するとどうなる?
先ずは、アイアンの職人さんの気分を害する
でもな
木の中からウッドヘッドという形を、まるで仏像の様に削りだしていくのか
それとも、ほとんど出来上がった金属を削って仕上げるだけなのか
あのフェースの厚板の部分とホーゼルの丸棒の部分
うまく繋がってるケースが少ないんだよな
だからその両者を溶接する方法を考えた人がいた
それが素晴らしいとは思わない
私もそう思ってた
でも、その人が偉いのは、何度も失敗を繰り返しながら溶接方法を確立したことです
そういう文言になるでしょ
どうしても上から目線の
ここんところは覚悟して書いてるんです
ホーゼルとフェースの繋がり
叩くだけではうまく出ない場合があるんです
それはね
やっぱりウッドを作るようにホーゼルの穴を傾けた方がうまくいくんです
そしてシャフトを挿したままホーゼルを調整していきます
微妙な仕事になりますけどね
仕上がりは全く異なるんですよ
まあ、アイアン職人さんは嫌うわね
ウッドの修理って、ほとんどがフェースの調整だったの
それかスイングウェイトの調整かね
1度開いて、って
フェースを削るのよ
たまにソールを削ったりもして
本当はそれよりも、
ヘッドの穴を調整した方がきれいに上がるのよね
でも、難しいの
私、今ならできるわ
その穴の調整
昔は穴を埋めてしまって、もう一度開け直してたの
埋める必要のあるヘッドは、既に出来損ないじゃないかな?
少しの調整なら、0.1~0.2mm大き目のドリルで少し傾け気味に開けて、
接着時、片側に詰め物をしたら、うまく調整できるかな
今は接着剤も良くなってるし
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