リッチな店長日記

意外とピッチングウェッヂって作ってみると難しい

2019年01月12日

 

これら二つのヘッドは別物です

シャフトの付いたピッチングウェッヂは、スイートスポットが高すぎて、飛距離が不十分です

決して打てないというのではありません

誰でも、どんなレベルの方でもそれなりに打てるでしょうけど

どうもスピンがかかり過ぎるのです

下のモデルはそれを改良してみました

かなりスイートスポットは下になっています

しかし、そんなこと

口で言っても分からないでしょうね

見ても分からないと思います

でも、決して「打っても分かりませんよ」なんて

そんなことは申しません

打てば分かると思いますよ

 

ちょっとの違いですけどね

これ、例えば粘土を積み重ねるように考えると、かなり違うヘッドになります

削ることを考えるんじゃない

不可能ではあっても、積み重ねるように考えていくんです

 

 

 

説明したくても出来ないこと 

あるんです

単なる知ったかぶりで、私が言うたら後が大変になろようなことが

皆さん、何かしらあるでしょうねー

 

昔で言えばこのような

みんな薄々分かっていたけど

そんなことは文章にはならないの

活字にはね

 

ミズノ契約の看板プロが、ホンマでドライバーを作ってたなんて

パワービルト契約であるはずのプロが、ドライバーのソールプレートを持ち出して他所で作ってもらう

クラブもそうなら、手袋もありました

本来の販売会社でないメーカーで有名プロの手袋を作る

アイアンヘッドもそうです

 

そんなことを知ってるからといって何もならない

それは自慢げに言うのは、情報通のゴルフマニア

だから、誰がどのヘッドを削ったかは、少しクセがあるので専門家には分かるでしょうけど

そんなことは分からんでもエエこと

知るとガッカリするか、逆に喜ぶか

 

だから、雑誌に書いてあることを真に受けてはいけません

 

 

井内さんの試作品第一号は、

アイアンヘッドを机の上に構えた状態で立てたまま並べることが出来ます 

つまりショートアイアンのソールがそれだけ広いってことです

いや、それじゃスイートスポットが低すぎるよ

確かにそうでしょう

そういう目で見るとそうでしょうけど

実際に打ってみると、それが障害になることはありませんでした

今、私が試打した950のSから島田ゴルフのK9にリシャフトしているところです 

バックフェースの画像をまた添付しましょうね

 

同時進行で試作品第二号は進んでおります

第一号はアベレージプレイヤー向きで、格好は似ておりませんがパワービルトのモーメンタムのようなヘッドです

上級者の方が打っても、それなりに結果は出ると思います

打ちやすいヘッドです

練習しない私なんか、年末から重宝しました

 

その第二作目ですが、

ホーゼルが普通の長さになります

第一作目は、デカヘッドのためホーゼルは短めでした

第二作目は、通常の長さです

ヘッドは自ずと普通サイズになりますが

より余分な重量が発生する

だから、

よりキャビティーにする必要性が生まれる

 

でしょ?

この論理分かりますよね

でも、それでスイートスポットをヒールに寄せてきてはいけません

トウもある程度重くして

皆さんお好きな慣性モーメントですよ

私は、ちょっとその意味が分かっているだけで

その言葉について深くはないですが

若干オフセットの

面構えの良いヘッド

そいつを目指してます

 

私自身はオフセットのない方が簡単そうで好きなんですけど

だって、そこに落とそうとすると、オフセットのない方が簡単だもの

 

でも、ポピュラーなのは少しオフセットのついたアイアンでしょ

 

今、より良いアイアンヘッドにするために

大きなゴルフ屋さんを回って、フェースを見ております

スコアラインの位置

これがね

一時期からゴロっと変わってしまったんです

誰が悪いとは言いません

そういう風潮だったんです

 

ジャック・ニクラスがマグレガーのリミテッドエディションを使ってマスターズで大復活劇を演じる

その後、ジャンボ尾崎がブリヂストンからMTNⅢを

中嶋常幸がトミー中嶋モデルを

その両モデルのスコアラインが極端にヒール寄り

その少し前にベンホーガンからパーソナルモデルが発売されるが、それもヒール寄りとは言えそれほど強くもなかった

スコアラインをヒール寄りに入れれば、スイートスポットは自ずとそのセンターに近づく

だからと言って、アイアンの見た目はどんどん不細工になっていく

 

「もう少しセンターに戻すべきじゃないか」

 

それが私の思うところです 

オノフ

最新モデルでしょうか?

綺麗な位置にスコアラインが収まっていました

印象的でした

ヘッドのフォルムについては好き嫌いがあるでしょうけど、

本来あの位置にスコアラインはあったのよ

 

だから、

日本人のアドレスは、トウが浮き過ぎて

猫背で

短足で

一重瞼で

歳をとったら同じファッションをして

冬になったら景色が暗くなるのよ

 

関係ないか

 

でも、そろそろスタンダードに戻そうよ

海外のクラブメーカーまで真似をしているヘッドもあります

それが良いとは思いませんが

 

でも、彼らはハンドダウンになってないやん

 

猫背の日本人さん

 

 

 

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