リッチな店長日記

読書の梅雨

2016年06月29日

キンドルで買った方が高いので、アマゾンで古書を送ってもらいました

たんまにこういうことがあるんです

キンドルの方が安いだろうと思うんですけど、そうじゃないのよね

 

「置かれた場所で咲きなさい」 渡辺和子

咲くことだけでもたいへんなのに、置かれたところで咲くなんて

 

実は私の暮らすホームタウン

生まれ育ったところですが、不本意といえば不本意なのです

そりゃ、もう一度海外に出て行ってバリバリやりたいですよ

でも、そうは神様は望んでおられないみたいです

 

昨夜は、読みながら寝てしまい

今朝、また読んでます

ちょっと引っかかったことがありました

 

小さな子どもを連れた母親が水道工事をしている人たちのそばを通りながら語ります

「おじさんたちが、こうして働いてくださるおかげで、坊やはおいしいお水が飲めるのよ」

同じところを、同じような子どもを連れた母親が語ります

「坊やも勉強しないと、こういうお仕事をしないといけなくなるのよ」

 

価値観というところで、こういうお話がありました

抜粋ではなく、少し省略してありますがこういう内容です

 

筆者が言いたいことではないだろうと思うところですが、ある私の経験を思い出しました

私のシドニー時代のゴルフのパートナー

トニー・ジュンティの2番目のお兄さん

ボクサーでした

建設業を経営するお父さんの仕事を手伝っていたのですが

ブロックを積んだりするハードワークが好き

だから、そういう仕事を選んだそうです

 

夏の暑い日はクーラーのきいた涼しい部屋で、

冬の寒い日は暖房のきいた暖かい部屋で

それを選ぶ人ばかりではありません

 

そうかー

いやいや、気がつきませんでした

ハードワークが好きって言葉

考え方によっては深くなりそうです

 

 

そして、もうひとつ私に思い出させたこと

レズリー・ラダニー

ハンガリーからの移民でした

彼が言ったのは、

日本人は、革靴を作る人と、革靴を履く人は異なる

そして、革靴を作る人と、革靴を履く人は結婚できない

 

まさにその通りで、

何で知ってんのかな?

日本の最大の汚点について

聞いてちょっと辛かったねー

 

そういうところがやっぱりヨーロピアンだけにイヤだったんだろうねー

ナチスドイツの根底もそういうところじゃないですか

いやいや、それと一緒にするなよーって

思ってはみるものの、やはり程度が違うだけでなんら異なるところがありません

当時の日本人が手当たり次第に海外の資産を買収していくという風評よりも

痛い思いをしたねー

最も恥ずかしい思いでした

 

いやいや、海外に子ども達を送り出すには資産じゃないよ

心意気ってもんを持たせてやりたいよね

 

 

子どもがちょっと変わる瞬間ってもん

見てておもろいよね

ゴルフが上手になるかどうかは別ですよ

そういう瞬間じゃない

なんかそういうのがあるんです

 

弱音を吐かんようになった

辛そうに動かなくなった

 

なんかちょっとしたことなんです

こういうとき、私って得してるなーって思います

意外と親御さんより早く気がついていますから

ま、経験ですよね

黙ーって、知らん振りしてやり過ごすんです

逆戻りしたら元も子もないでしょ

 

ただ、いつもと同じように

ずるいですかね?

 

でも、それをすぐに褒めようとするのは最低かなと

 

 

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