リッチな店長日記
なぜかというと「ヘタくそだから」
2016年05月06日
おはようございます!
昨日は、宝塚まで行ってきました
でも歌劇じゃないよ
娘のゴルフの試合です
そこで、一人の女の子を見かけました
誰だか言わないから、ちょっとハッキリ目に書きましょうか
体格は大きく
背は高く
腰周りはなぜかしっかりしてるけど
体幹はしっかりしていない
パットの練習をしていましたが、どうも適当に打っていた感じ
親御さんはどんな感じなのかなと見てましたら
どうもゴルフをされず、ちょっとおっとりした感じの方
だから、上達が遅くても目くじらを立てるような人じゃない
この子は伸びるよって、娘に言ったのです
すると、「ええっー!」って
以前一緒に回ったことがあるけれど、まさか、と
なぜだか娘には言いませんでしたが、
理由は、「ヘタくそ」だから
ウソじゃないんです
私にそう思わせること
何か鈍臭さが残っていること
これが私が上達すると思う根拠です
しょうもないことで、
つまりスイングなどの修正ですぐに直してしまおうとするでしょ
これ、良くないです
そしたらスコアは一気に良くなります
でも、そんな短絡的なことではいかんのです
ひとつの修正ポイントを知らせ、それをひとつ、あるいは最少の方法を教えます
それで地道に直すなら良し
しかし、平気で複数の修正方法を教えてしまうんですな
時間のない大人には良くても、子どもにはどうかと思います
いいですか
仮にひとつの修正方法で、何らかのエラーを矯正するとします
6割、7割が出来てやっと成果が出るとしましょう
しかし、複数の方法では、どれもこれも3割程度
あるいは、ほとんど出来ていない項目があってもエラーを矯正出来ます
それではアカンのです
地道にやってるところと、そうでなく早急な成果を求めているところは見ていて分かります
どれが良いってことではないでしょうが
私には、そこにゴルフはあっても、子どもに対する教育の意識が少ないのかなと
そう思えるのです
勝手に私が思っているだけですがね
その女の子
娘と変わらないスコアで上がってきてました
娘がどうだっていう話ではありません
彼女にそれなりに意識をしないといけない実力があるよってことです
そうよ
かつてからそういう子どもを見抜く力は持ってます
それは絶対他人がそう思わないようなゴルファーです
昔からだったかなー
なぜか神様がそれを私に下さった
シドニーのプロショップにただのショップアシスタントとしていたときのこと
アンドリューという礼儀正しいクラブメンバーがいました
スイングは微妙だったけれど、
私より少し若かったかな?
プロに、「あの人上手になるよ」って
ただ、弱いスライス気味のボールだったのですが、その原因が私には左の膝に見えました
プロたちは、「ユキ、そんなことないよ」って
でも、私
「アンドリューは左膝だけを直せばあとは良くなると思うよ」って
誰に聞いたのか、彼はその左膝を克服し、オーストラリアアマに出場するまでに進化しました
そんなもんだよね
じっくり見ることよ
他人が何をやってるか
自分の周りの子どもばかり見ていても少しの進化しかないわ
恥も体裁もなく、他のスクールだって構わない
よく見ること
話すこと
それが出来ない人は確かに多いよね
排他的というのか、内弁慶というのか
オレはそういうのは嫌いだね
ゴルフ場に戦いにいって、ホントに敵を作ってしまったら意味ないじゃない
戦いに行って、友達を作るのがスポーツでしょ
スポーツの本質の分からん人、あるいは、それに消極的な人が多いのは
やっぱりここは日本なのかねー
おんなじ派閥の臭い
大海で混ざって中和してしまえば良いじゃない
そういう風に思わない?
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