リッチな店長日記
お約束 パターの話
2016年01月19日
おはようございます
昨日は休み明けのせいか、アクセス数が上がってました
これ書いてアクセス数が上がったって、何の徳にもならないけどね
皆さんがどう受け止めてらっしゃるのか、ちょっと気になるんだけど
ではお約束のパターの話を
先週、キャスコの展示会に行ってきたのです
パターの商品開発の方がおられてね
話し込んでたんです
今度出る新商品
赤いパターです
Red9/9というらしいのですが
まだどこのサイトにも出てませんねー
赤いヘッドに赤いシャフト
グリップも真っ赤かと思いきや
いえ、白ベースに赤なんです
問題点は、それが打ちやすいかどうかって
そう言うんでしょ
最近のパターは、グリーンのスピードに合っているか
これが大きな事柄になっています
(直訳したような文章だねー 日本語で説明しようとすると勝手にそうなりました あくまでも私の文章ですけどね)
グリーンのスピードに対応させるのは、
ロフトとシャフト重量、それにフレックス
ヘッド重量も少し関係します
重量はあくまでプレイヤー個人の好みが大きく
ツアープロがいくつもパターヘッドを試作させているので納得できると思います
ロフト
この話になったんです
Red9/9 のロフトは、1.5度
かなり少なめです
その方が転がると
しかもカップインの確率が高まると、カタログに書いてあります
それは正しいのです
開発担当がデモンストレーションの係をしていて、チェックしていたポイントが
構えの際のパターシャフトが、ハンドファーストになっているか、ハンドレートになっているかでした
ちなみに私の構えは、どちらでもなかったようですが
1.5度のロフトのパターを使いこなすには
そりゃシャフトが前に傾いたり、後ろに傾いたりしていては、転がる距離が変わるじゃないですか
ねー
で、担当者が言うには、ハンドレートの方が多いということでした
実は、それは当然で
ひと昔のパターはロフトが4度
大昔のボビー・ジョーンズのカラミティージェーンのロフトは8度であったことは知られています
それだと当然ハンドファーストで打ってもボールはきれいに転がるわけですよ
ピンアンサーの全盛期には、当然ハンドファーストに構えていた方が多く
今現在、ロフトの少なくなってしまったパターでは、ハンドレートに構える人が多い
それはごく当然のこと
構えたときに見えるパターフェースにロフトがない
パターフェースから離れたボールが弾みながら転がっていく
プレイヤーにとっては気持ち悪いんですよ
ここですわ
人はアホではない
本来の意図は、
人間は賢いということです
機械なら、そのまま同じ構えで打つように設定されているはずです
しかし人間に打たせると、機械が打ったのと同じ結果が出ない
ロフトの少ないパターは、どうしてもグリップがフェースよりも後ろになるように構えてしまいます
それでアッパーブローに打つのが普通です
多くの人にそういう反応が起こります
つまり、長い歴史から
ロフトが変わるたびに、プレイヤーのパターの構え方やストロークは変わる
そういうことなのです
手が後ろに来るのなら、昔のピンパターみたいに
フェース上部に丸みをつけて、あたかもフェース面が見えているかのような加工をする
すると、自動的に手の位置が前に来るのです
それに、弾んで転がれば、手を後ろに
ヒットした後、地面から浮いている距離が長すぎれば、手を前に
みんな自動的に調整しているのです
意識はなくとも、プレイヤーは勝手にそうしています
その本来人間の持った調整機能でもうまくいかない
そういうことを解決していくのが開発の役目です
だから、人間が勝手に調整するところは知っておくべきところなのです
シャフトが120g
カーボンシャフトで少しトルクがある
もしかしたら、
このシャフトいいかもよ
トルクのあるシャフトで、クランクネックのパターヘッドは不向きです
パターヘッドに直結するタイプでしかもフェースバランスですと、これは効果的です
しかし価格が、54,000円(税別)
これをどう思うかよね
- Tweet