リッチな店長日記

ロフト・ライ調整

2014年01月29日

昨日は、久々にアクセス数が多かった

どうだろう?

それは同業者かホームページの業者のものでなければ嬉しいのだが

皆さんに喜んでいただければそれでいい

ニュースソースは私の頭の中にある

一生を台無しにしてゴルフをしたんだから、何かそういうのがあっていいじゃない

台無し?

台無しにするかしないかは自分次第だったね

まだまだ頑張るよ

 

昨日の続きで、こういう話をしよう

今度はもう少しさかのぼって

リック・レストレンジというプロから聞いた話

私と一緒にモアパークのゴルフ場で働いていました

情報源は、そのリックからです

まず間違いはありません

 

私はその時、ウソやと思いました

しかしどうも、そうらしい

ステンレスのクラブはどうしようもない

そういう類の話です

 

昔のステンレスはとてつもなく硬かった

ライ調整?

ロフト調整?

そんなことできるものか

金槌をもってきて、万力にはさんでヘッドを叩くしか手立てがない

ひどいものは、ホーゼルとソケットの間で、シャフトを曲げて調整したものだ

ホントだよ

 

今日出てくるのは、ジャック・二クラス

アメリカではマグレガーVIP

ヨーロッパでは、スラゼンジャーのクラブを使う契約になっていた

日本では契約がなかったから、どちらだったんだろう?

マグレガーかな?

オーストラリアのトーナメントでのこと、

ジャックが自分のアイアンを一心不乱にプロショップの前のコンクリート部分に叩きつけていた

決して狂ったわけではない

ライ角調整のために

(ロフトは、どうしても万力にはさまないといけないわね)

そんなもんでステンレスのホーゼルが曲がるわけはない

しかし、シャフトを曲げてでも、アップライトにしたかったんだろうね

当時はそんなに数値にうるさい人は多くなかったのですが

そんな中でも、契約クラブを使わないといけない

ジャックは、そのスラゼンジャーのアイアンを使って全英オープンに何度勝ったのでしょうか?

渡航の度にクラブは変わっているかもしれません

しかし、凄いよね

 

ライ角は、スコアラインがどうであれ

ヒールやトウをグラインダーで削り落とすケースもありました

いや、一流プロの話です

構えると、スコアラインが真っ直ぐに向いていなかったでしょうけど

そこはプロ

それでもちゃんと打ってこられるのです

 

 

話は変わって、

スラゼンジャーは、当時、ベンホーガンのクラブも作っていました

私のコレクションの中にも一応入ってますけどね

後期は、軟鉄鍛造もありました

昔、スラゼンジャーに勤めていたという人は、ベンホーガン+2を使っていたそうです

「プラス2なんてなかったよー」って私が言いますと

「1」のところの刻印を「2」にしたんだって

おおらかよねー

 

 

つい最近までだよねー

「PING」のクラブのライ検査でハンマーを使われていたのは

まだ、昔の硬いステンレスのクラブはそうしているのかもしれない

だって、曲がらないもの

だからネックのところをかなり細くしているでしょ

 

しかし反面

硬い素材は飛ぶ

だから、チタンフェースのはめ込み型アイアンが流行ったでしょ

それで、ホーゼルはソフトステンレスだから、ロフト・ライ調整はできるわね

だから欲しいのは、ネックの長いベンディングバー

てこの原理で、小さな力で調整をしたい

それでも、はさむ方の機械の傷みは激しくなるよね

 

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