リッチな店長日記

決定的か?

2009年07月25日

Senior Open Championship at Sunningdale GC
http://golf.fanhouse.com/leaderboard/champions/2009/297/


初日飛び出したフレッド・ファンクが2日目もトップに立っている

-11で、2位のサム・トーランスに3打差

先週の全英オープンで活躍したトム・ワトソンは、-4で6位タイ

トム・カイトが、-4で6位タイ



今日は、サム・トーランスの話をしましょう

かれこれ20年も前のこと、ロイヤルシドニーGCでオーストラリアンオープンが開催されました

http://www.rsgc.com.au/welcome/index.mhtml

 

当時のロイヤルシドニーGCのメンバーは、私たち庶民からスノビーと云われていました

まあ、ほとんどやっかみですけど

“スノビー”って、ちょっと偉そうにしているってニュアンス

 

ロイヤルシドニーGCは、ダブルグリーンがあったり、パラマタグラスが植えてあったり

パラマタグラスっていうのは、根っこがしっかり地中に大きく育っていて、けっして振り切れません

ショートアイアンでしか、打つことができません

 

バンカーの数がとても多いっていうのは聞きました

現在は121個のようですが、当時は数個少なかったような気がします

 

当時の友人が私に云いました

「オイ、ユキ

ロイヤルシドニーは、難しいコースと違うんかー

バンカーが120個もあるんやでー」

 

「そやけど、それ全部に入れへんから大したことない」

 

この話を友人はとても気に入ったようで、事あるごとに私を紹介するのに使ってました

 

 

話を元に戻しましょう

あるホールはとんでもない二段グリーン

やってきたのは、腰がわるいのか、いつも前かがみで歩くサム・トーランス

ピンは上の段

彼のボールは下の段

ナイスオンとは言い難い

持ち出したパターは、いつもと違う形

PING EYE2 のロゴがバックフェースに

 

「あれっ、それサンドウェッヂやん」

 

マーシャルで付いていた、クラブのアソシエーツ(婦人メンバー)は、驚き顔

 

「へえー、打つんやん」

 

どんだけきれいにロブショットを打つのか、期待してみておりますと

 

いや、どんだけのターフをとるのか

まあ、少しだけ取るのか、まったくとらないのか

 

その前に素振り

カシュン

 

小さなターフが飛んで行った

 

まあ、素振りはそんなもんか

グリーン上やしな

 

でも、後ろでアソシエーツは怒り顔  

 

そろそろ本番

 

何食わぬ顔をして構えた

 

そしたら

 

 

 

ドカッ

 

やりよった

プロの、もろ、ダフリ

 

穴が空きましたー!

 

しかも、きれいなグリーンの上に

ロイヤルシドニーの皆さんは、いかがお過ごしでしょうかー?

 

アソシエーツは、もう正常な精神状態ではないだろう

 

ボールは、二段グリーンの上まで届かず、もう一度同じところへ

 

ようある話ですわ

我々レベルで

ねえ

 

今度は、パターかなと

 

イエ、再度挑戦

「思い切りが足らんかったんや」

どうやら、そう思ったようです

 

今度は、もっと強めに

 

ドカン

 

上がった、上がった

 

全然寄ってないけど上がりました

めでたし、めでたしですわ

 

もうそのグリーンも直ったでしょう

さすがに20年も経ちゃー、直るわね

 

 

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