リッチな店長日記

簡単にすませば済むんやけど それでは何の情報にもならない でしょ?

2024年02月19日

おはようございます

さあ、次行きますか~

 

この質問した人、私も色々考えたところの範疇におるんやから、

そんな仕事しとかんと、クラブでも作ったらどないやねん!

エエ線行っとるやん

それにしても、素人さんに説明するのは難しい

 

なかでも、

「あのな~」

言うぐらいのんがあります

 

それ行きましょか

 

「昔のアイアンは構えた時に何番か分かったのに

今のアイアンは何番持っているか分かりません。

なぜですか?」

 

オレ、ここで一発ボケてみたいわ

 

「あなたが歳とって、ちょっと痴呆が出て、バッグから何番抜いたか忘れたから~」

 

言うてみたい

いや、しっかり言うてるけど

 

これ、真面目に答えるんよね

緻密な仕事は好きやけど、真面目な仕事はあまり好きやない

ひねりが無かったらつまらんでしょ

 

せやねん

昔のアイアンは、顔がバラバラでした

どの時代まで戻るか、というところもあります

よくできていたアイアンは、ウィルソンダイナパワー

それも昔の

50年代後半のものから3番も4番も

あるいは、6番も7番も

たまに分からんようになるぐらい、そっくりに削られていました

ただし、8番アイアン以降はトップラインが丸くなるので見分けは付きました

 

なのに、ダイナパワーに限って言えば、

ターフライダーソールまでは何とか持ちこたえて

69年からのブレットバック(そう呼ばれるモデルのダイナパワー)

あの辺りから、ちょっと手を抜いてきたのかな

デザインは良かったのですが、研磨の方が

71年モデル、その後の73年のウェイト可変式のモデル

ちょっと崩れていきました

しかし、デザインはユニークになって行ってるの

その次からフルイドフィール

つまり、シャフトの穴がソールまで貫通させるのをやめて、ホーゼルにグースを付けていきました

ちょっとオフセットにして曲げることね

打ちやすくなったんだ

それ以降、ショットのバリエーションが増えたように思います

 

私は今頃、穴を貫通させておりますが

 

当時の良くできたアイアンは他にスポルディングがありましたが

私は全く使用しなかったので

ちょっとヘッドが大きいしね

私には向かなかったと思います

 

ウィルソン同様、衰退していったのです

 

研磨の技術が落ちたのね

職人がゴルフをしなくなったのかな?

40年代から50年代にかけて

マグレガーの職人は、ゴルフが上手だったのか、どうか知らないけど

かなり好きだったんでしょ

だからパーシモンのヘッドが良かったって

あると思うな~

 

デザイナーにゴルフの腕前があって、

精巧なサンプルを作って、

そのまま職人さんに丸投げしてしまっても

 

やっぱりアカンのよ

やっぱり監修って必要なんです

 

そこまでの製造過程のシステム、というか優れた人員を確保するか

何かしら工夫をしないと、同じ顔したアイアンセットの製造は無理なのよ

あとは、コンピューターを頼るか

 

製造の初っ端の型

その型を製造するのに

あとはバリだけを取れば、それなりに仕上がるような作業工程にすれば

今のようなアイアンセットが出来上がります

 

しかし、60年前後のアイアンを作っていたのとはまた違うのよね

確かに当時は重量に遊びがあったかもしれません

誤差だね

でもな

あれはあれで良かったんです

私はそう思いますけど

鉄の塊でさえ、比重って違うでしょ

同じ体積でも、質量って異なるじゃない

鉄のインゴットでさえ、上と下

つまり重い方と軽い方があるじゃない

 

知りませんか?

あの陸上競技の砲丸

 

まん丸やないんですよ

重い方の球を小さめに

軽い方を大きめに

微妙に歪ませて作っているの

だから芯が中心に来るの

 

ご存じない方は、どこかで調べたら出てきますよ

公知の事実やから

 

 

アイアンの番手がどのヘッドも同じように見える、ってことは

各社目指したことですから

8番、9番まで同じように見えるように

トップラインをストレートにした

プロも使えるアイアンセットは、PING EYE2でしたよね

PING EYEも小ぶりで良かったけれども

 

しかし、この逆の流れも、また別にあったのです

(この話、他に誰が語れるだろう?)

 

ジャックのアイアン

あえて、1番と2番

3番と4番

5番と6番

のシャフトを同じ番手のものにしておりました

 

これね~ もしかしたら逆かもしれないの

2番と3番

4番と5番

6番と7番

そういう風に同じだったかもしれません

 

何せ、2番ごとに同じシャフトが入っておりました

大昔は、それは3番ごとに

それが2番ごとになって

番手別のシャフトが出来上がったのですが

番手別の時代にもかかわらず、ジャックは2番手ごとにシャフトを入れておりました

 

細かい話ですが

それで、シャフトの硬さが少しずつ変わるんですな

偶数が硬くなるか、逆に奇数が硬くなるか

硬い方でフェードを打って、柔らかい方でドローを打つ

 

打つというか、それが出やすいと、コースの攻め方に統一感が出るのね

頭の中の迷いが一つ消えてくれます

 

 

これ、

この話、

ラジオでは決してしません

 

「こんな話、通じるわけないやろ!」

 

都会のゴルフショップに行って話しても、馬鹿にされるだけやから

嬉しそうに知ったかぶりして話すんやないよ

それでもやる人はいるでしょうけど

 

知ったかぶりは良くないからね

ゴルフってそういうところあるでしょ

 

なんも知らんのに知ったそうに語る

出所は週刊誌か、YouTube

 

おいおい、そんなもんと一緒にすんなよ~

 

私がまともなYouTubeを発信しようかと

思うところもあるのですが

 

ね~

まだ、どうなるか

 

きっと真似はされるだろうけど

 

少なくとも私が二人いたらな~

画角もアングルも考えられるのに

 

 

ちょっと違う話で閉めましょうか

「ショートウッド」

7番以降がそうなるのかな?

ハイブリッドにする人の方が多いでしょうけど

悪いライから、ドカッとダウンブローに打つには、

ショートウッドの方が良いように思います

ただし、

非力な人がセットするのと、パワーヒッターがセットするのでは、まったく違うのかな、と

フェアウェーウッドって、スクエアフェースなのと

フックフェースのとあるでしょ

フックフェースの方が多いように思いますが

 

それじゃ、ハードヒッターの方は使えないのよね

ボールをスタンスの真ん中に入れて

ダウンブローに上から入れたら

打つには打てますが、どちらかというと球がつかまってしまいます

それをカットに打とうとすると、ひっかけが生じます

オープンフェースのショートウッドでないと、フェードが打てないのです

そしたら、ソールを滑らせて打つ

そんな楽ちんショットが出来なくなりますが

 

ハイブリッドは、パワーオンリーだもんな~

ショートウッドみたいな遊び心は出ないわ

 

それもオープンフェースの

 

ってことは、

タイトリストみたいなスリーブが付いてないと無理かな?

 

キャロウェイだったか、5番ウッドにロフトを付けて、6番ウッドって呼んでいるツアープロもいたっけか

 

 

 

話、飛ばしてるわ

 

逆に、各番手が同じように見えなくするために

あともう一つ

フェースの形

それをあえて、お隣さんとは変えてみる

 

これは井内さんに聞いた話

6番アイアンは4番に似せて作る

8番アイアンも6番に似せて

同様にピッチングウェッジは8番に

 

奇数は奇数で合わせる

お隣さんと、少し顔を変えておくんですって

 

それが良いかどうかは知りません

今の風潮としては、どの番手持っても同じ感覚

そこなんでしょうな~

 

 

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