リッチな店長日記
きっとつまらないトピックでしょうな
2023年02月10日
おはようございます
雨降ってます
北では雪になったようです
よう降りますね~
アーノルドパーマーの使った1958年ダイナパワー
オークションで高値で売れたようですが
バックフェースのトウ側にドリルが入っていました
当時のアイアンヘッドは重いのです
そのままではスイングウェイトが上手く出ません
よほど短く仕上げるか、ですね
トウ側を軽くする
折角ダイナパワーは、ホーゼルを短くして
シャフトの穴をソール迄貫通させて、ウェイトをよりトウ側にもっていったものです
バックフェースのデザインもすべて放射線のようにトウ側を多く盛る
1969年モデルの復刻版
トムカイトのプロモデルでは、最も先端に重心があったのではないでしょうか?
そうすることによって打点とスイートスポットが寄ってくるのです
詳しい人はその辺り、言わずもがなですが
そういう作業はなく、スコアラインをヒール側に入れる
そういう手法もありましたが
ウィルソンは、それほどヒール側には入れてませんよね
トウで打った方が飛びますものね
69年モデルをトウ側から太めのドリルを入れて軽くする手法を使っていたのは
宮本康弘
私も好きだったけどね、69年モデル
トウを重くすると飛ぶ
ヒールを重くするとコントロールしやすい
スコアラインをトウ側に入れすぎると不細工だ
ヒール側だとそうは思わない
みんな挙ってヒール側に入れた時期がありました
私はあんまり好きじゃなかったけど
なんかカッコ悪い
ヒールに入れているだけ
だからトウが広く見えるの
ジャンボもそう
ミズノも
オリジナルのベンホーガン パーソナルがそうだったし
ヒールに入っていて、トウが狭いアイアン
そんなのがあったの
有名なプロが挙って使った
RAMがそうです
私の買ったサークルラムは、スコアラインが太くて
使えるものではありませんでした
どのサークルラムが良くて、それが何年作かは、
ちょっと難しいね
復刻版の方が無難で良かったと思います
時を同じくして、ジャックニクラスのミュアフィールド
いったい私は何セット、お客様のアイアンのライ角度を調整したんだろう?
アップライト過ぎたのね
パーソナルはフラット過ぎた
当時、ライ角のギャップは1度でした
ロングアイアンはかなりフラットに、ショートアイアンはアップライトに
みんなスイングを変えていたんです
木製のフェアウェーウッドもかなりフラットだったでしょ
長いクラブはフラットに振るべきだったのね
手が高く上がれば、即ミスショットよ
逆にショートアイアンは、手を高く上げる必要があったの
トップスイングは今よりももっとコンパクトだったでしょ
コックもあまり使わないとか
だからターフも深かったよね
スイングがああだこうだって云うけど
その時のクラブがどうだったか
その人の使ったクラブがどうだったか
合わせて考察しないとね
ドライバーの長さが規制されれば、
プロゴルファーのスイングも時代と共に変わって行くでしょう
まだスイングは変わるよ
次はボールの初速規制か、飛距離規制が入るだろう
そしたらまた新しいスイングが考案されるんだから
きっとそうなるよ
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