リッチな店長日記

りある~、な話

2022年07月04日

おはようございます

今、一人のお客様からご質問を受けてるのと同じような

そんな内容の話ですが

ドライバーのシャフトの重量について

こないだ、中古のヘッドにオリムピック02Rのシャフトを入れてあげたら、

とても良かったと

しかし、他の人が打ってもそれほどじゃない

 

それは、なんでか?

 

ドライバーを渡した相手は、

細身、華奢

糖尿病なんて縁が無さそうな

(私、血糖値が気になってます)

お見受けした感じ、筋肉質ではないんです

 

こういうタイプには、軽量シャフト

しかも、シャフトが仕事をしてくれそうな

振動数は無視して

作っていくんです

 

もちろんロフトは10.5度にして

今回はそれが良かったの

 

試してアカンと云った人

体の堅いガッシリ系

もう一人はずんぐりむっくり系

そしてどちらもが高齢者

 

どうしてもショートスイングになりやすい

そういう人には軽いシャフトは意外に向かないの

飛距離が出ないのはそのせい

 

ちょっとここで余談を

自転車のペダルを漕ぎます

右が半分、左が半分

180度ずつ、上から下に踏んで入れ替わります

 

でも実際は、180度も力が加わってないんよね

せいぜい何度ある?

物理学の達者な方

90度ぐらい力がかかるんやろか?

時計の1時くらいから力をかけたら、4時まで持つんやろか?

力を入れ続けられるかな~?

12時は方向性が悪いでしょ

まだ必ずしも同じ方向に回るという保証がない

5時や6時まで力を入れ続けたら、逆にブレーキがかかってしまいます

なんも正論を述べているつもりはないんよ

 

だからね、高齢者にスイングを長くとる方法を提起したって何の意味もない

短くて効率を上げるには、クラブの重量が必要になります

ヘッドだけ重くしてもダメなのね

ヘッドスピードが遅くなりますから

その場合は、シャフトの重量

 

たとえば、

菜箸を持って振っても速く振れない

しかし、500gのペットボトルを持って振れば、腕が振れるような気がする

分かる?

片手でやってもいいよ

 

つまり、軽いものは振れない

自分で振らん限りはね

ほとんどのゴルファーは自分でスイングしようとしてないの

だから少し重いシャフトを入れたがる

そしたらそれが助けになるじゃない

 

じゃ、こうやってみて

ドライバーのヘッド側を握り、グリップを振るようにスイングしてみる

ビュッて鳴ったら当たり前

しかしだいたい一回目は鳴らないわけよ

二回目、三回目で鳴り出します

それって何?

 

それに予備運動

準備体操が必要ですか?

 

そうじゃないよね

 

そんなキレのいい体じゃないのよ

しかしキレを求めるには、筋肉の筋繊維が切れそうな

高齢者の誰にでも勧められることじゃないよね

 

だけどさ

林由郎、小針春芳

ああいう人たちはショートスイングで早かった

大きくゆっくりじゃ飛距離は伸びないものね

 

ストレッチして、スイングが小さくならないようにとか

動作を速めて、カラダのキレを良くする

そういう努力も日常必要ですが

今はそれを語っていません

 

重いもの振る筋肉と

軽いものを速く振る筋肉

(これ筋肉なのかな~?)

いわゆるキレだけど

まったく違うわけよね

 

重いドライバーを持って30球も続けて振れないだろうけど

軽いドライバーで、いつもより速く30回も振れないだろう

 

むしろ、そういう練習が必要だな

 

軽く長くしたら振れるんだって、

それは何の努力もない

スイングウェイトがはみ出るドライバーに仕上げたら、スピードアップは見込めない

幾分飛距離アップは出来るだろうけど

 

しかしな

高齢者の方が、重いドライバーを使い続けたら

ゴルフ寿命がどんどん短くなってしまうんだ

何か工夫しないとな

 

道具に頼り過ぎてるよね

 

 

Facebookコメント



ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット