リッチな店長日記

良いクラブにもバックグラウンドが

2021年10月05日

おはようございます

昨日ウォーキングをしてたら電話がかかってきた

ヘッドを軽くする話でしたが

手元を重くする話もされてました

 

そうよな~

昔は、スイングウェイトが重すぎたら

スティールシャフトの手元側に薄めの鉛をべったり貼ってたもんな~

知らん?

見たことない?

修理でやっとったんと違うで~

メーカーが正規製品に対してやってたんよ

ラバーグリップめくったら、下がそうなってたの

それを丁寧に剝がしてから新しいラバーグリップを入れるやん

そしたらスイングウェイトがバラバラになるの

 

セビールってあったでしょ

メーカーは言わんけど

あのあたりの時代の軽量で手元が太いスティールシャフト

ヘッド重量がバラバラやったな~

ステンレスヘッドで

でも、

人気モデルだったよな~

ピンよりも少し多かったんと違うかな?

ハンディキャップが10近辺の人が多く使っておられた

 

そんなに細かいこと言ってゴルフをする人は少なかった

上手な人だけクラブをさわる

そんな時代でした

そういうクラブをさわれる工房

当時は数少なかったけど

見つけたんだよね

そこが入江さんところやったんやけど

ゴルフクラブの説明を受けるんよ

なんぼ私が本読んで勉強してても、それ以上の知識でしょ

分かる?

やっぱりその程度

ってのがあるんだよ

本読んだら、

ネットで調べたら、

それで済むかい?

あるわけないやん

そんなエエ加減な話

人に会ってそれぞれ話してみんと、そら分からんて~

うわべだけのことやってる時代だからね

まあ、それでもそれでいい人はそれでいいけど

 

違うよな~

って思うこともまかり通ってる

でも、その人たちと問答するつもりもない

皆さんがそれぞれ、正しいと思う

あるいは、信頼のおける人に修理を任さないといけないのよ

でも、相手が会社やったり、大きな店舗ならそうもいかんだろうし

ゴルフクラブってそういうもんだろ

もしも戦う道具

あるいは、我が相棒とするならば

 

まずは、自分のクラブが何であるかだよな

芸者さんが三味線の修理をどこにでも頼むわけないだろ

そこまでには至らず、買換えるって人が多い

そういう事情も分かりますけどね

 

 

ベンホーガンのアイアンを引っ張り出してきたの

自分の作ったアイアンばかり使っててもね

それじゃただの研究不足やん

ロフトとライを調整して、ちょっと使ってやろうかと思ってね

スコアラインの真っ直ぐなアイアンセットってあるでしょ

知らん?

ふつうはトウ側とヒール側のスコアラインの末端が同じ長さで

隣どおし繋げば、トウとヒールの2本の平行な線になるじゃない

でも、ホーガンはそうならないんだよね

多くは、下が膨らんでる

一番よく売れたエイペックスもそう

エイペックスⅡはそれしか見たことが無い

PCってのは、どちらもあるんだよ

真っ直ぐなのも、下膨れなのも

ほんとはエイペックスもどちらもあるんだ

限定モデルで並行のスコアラインのを作ったんだ

日本じゃデケイドっていったんだけど

アメリカのはそのデケイドって刻印が入ってない

実はそのモデル、プロも使ったんだ

日本のクラシックってモデルもそうだよね

実はあれ、優れもの

まあ、みんな知らないと思うから

どうせ安く売られてるだろうけどね

スコアラインの真っ直ぐなベンホーガン

後期モデルはそれが当たり前だけど

両方が存在するモデルは、着目した方が良い

 

でも、ヘッドのデカすぎるホーガンは敬遠した方が良いかもよ

 

ちょっと使ってみて、またそこから何かを見つけるよ

 

先人に対するリスペクト

 

分かるでしょ

 

 

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