リッチな店長日記

今日も気合を入れて、クラブの組立 プラス

2020年12月23日

おはようございます

クラブの組立について

それほど難しい仕事でもなく

かといって、それほど簡単でもない

やりようによってはどうにでもなるような仕事です

 

クラブヘッドとそれに応じたシャフトがあって

マニュアル通りにカットして接着したら

あとは、グリップを入れたらおしまい

まあ、そういうことですわ

 

しかしな~

シャフトは何が良いかなんて

とんでもない数の中から選び出すのよ

合わなかったら、打てない

打てずとも、「前の方が良かったな~」

なんて言われようものなら

やってる意味がない

それに、

どの番手を持っても同じように打てないと話にならない

5番が打てないのなら、プレイヤーのせいと言い訳にはなるが

7番が打てなかったり、

ピッチングウェッジがダフる状態は、

大失敗なんです

あとで少し直すことはできますが

ライや、ロフトの修正程度ならできるのですが

それまでに何かしら間違っていたとしたなら

あきませんわね

 

だって、シャフトなんて打ってみんことには分かりませんもの

ヘッドもきれいな仕上がりは、それが得意な方にはどうにでもなるかもしれません

しかし打ちやすさは、数値だけを信頼してはいけないところもありますし

打ちやすさ、打ちにくさを数値で表したい人もいるわけです

その人たちの仕事が、組立てる人よりも勝っているってことではない

だから数値だけで、選べる時代はまだやって来てるわけでもない

絶対ダメと思われる組合せが、稀に好結果を出すケースもあります

 

1セットのシャフトの中

やっぱり1本程度

シャフトの曲がりじゃなくても

うまく合わないクラブが出来たりします

どうしてもダメなら、もう一回費用をかけて組み直すことですかね

 

やっぱりあるんですよね

だってボビージョーンズのアイアンも

1本だけ打ちにくい番手があったんですもの

その時の技術が未熟だったからっていう判断はやめましょうね

その時その時のプレイヤーや、職人の感性っていうのがありますから

その時の最高の技術をしても、何かしら起こり得る

でも、そのまた上を目指す必要はあるんですから

 

シャフトが悪い

ヘッドが悪い

組立が悪い

なんて他人のせいにしてちゃダメだ

何かしらアイデアを出さないと

 

数値を表すなら、

その機械は量産してもっと安くするべきかな

全体をカバーしていこうとしているようにも思えない

 

スイングウェイトを表すバランス計は、すべてのショップにあるじゃないか

その次はと言ったら、振動数計だろ

ロフトとライの計測する機械もあるか

それ以外と云っちゃ

スパインって簡単に計測できるのに

何かしら高価な機械を導入させようとする

違うよ

労力だけが必要なんであって、

スパインなんてそれほど難しいものではない

 

やりたければ紹介します

もっといいもの

作れるはずなんだ

 

高い費用かけて、

それじゃ手作業ほどの結果を得られないもの

人は機械を信じますからね

 

そんなことはないと、私は思うんです

 

今日も子どものアイアンセットを組立てて、

上手にしてやらないとね

子どもと言っても、クラブは大人用ですが

そんな私の気持ちだけで上手になるかどうかは分かりません

 

でも、それが出来たら面白いやろ

 

さて、クラブを修理に出す

あるいは、クラブをオーダーしたとして、

依頼者を上手にさせようとして

もしくはいいスコアを出させようとして

仕事をしてるのは、世界にいったい何人いるだろうか?

 

 

世の中に難しいこと、って

いくつかあります

この度のコロナもそうです

私の言う難しいこと

それは、

スポーツマンシップを大人に教えること

しかもそこには我が子がいる状態

出来てる風で

そら難しいの

右から見ても、左から見ても、ほぼ同じ距離にいる状態

 

最終ホールで子どものゴルフを観ていても

「ナイス!」

いうて声をかけるのは我が子の時だけ

アカの他人さんのお子さんにはやらない

それぐらい言うてもエエやない

って思うけど

あまり言うてはいない

 

しかしなー

エイミーのお母さん

かつてジュニアの試合会場にいた

子どもさんがそういう年齢だったから

誰のプレーに対しても声をかけていた

 

あれや

 

海外の生活が慣れている

そういうことやろか

実は私もそうです

違和感が全くない

そこには何の自慢もないけど

アカの他人さんの子どもに

見ず知らずの子どもさんのプレーに称賛をおくるとまではいかなくとも

拍手ぐらいあっても良いよな~

 

ただ、カートの運転手をしている時は誉めちゃダメだ

私の生徒のカート運転手をしていたの

バーディーを取った後、ティーショットを失敗する

その確率がメチャクチャ高い

「アホかー!」

って言いたくもなりますが、

アホかも、アドバイスもアカンのです

ただ黙ーって、カートを動かすだけ

 

だから誉めちゃダメなの

他所の子どもさん

うっかり褒めたら調子に乗って失敗する

知ってるよ

そういう確率が高いこと

私以外にも多くの人は知ってると思います

我が子以外はそうして誉めてるかもしれません

我が子は褒めない

てことは

自分の子どもに風を送ってることにもなりますよね

 

スポーツマンシップ

そんなめんどくさいもの

でもな

スポーツの世界に入るってこと

大人からがやって行かないとね

子どもが勝手に遼くんになったり、藍ちゃんになるだけとは違いますからね

 

そこんところのご理解を求めること

メチャクチャ難しいのであります

 

 

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