リッチな店長日記
そらお客様の仰る通りにすべきですけど
2019年12月21日
52-10B, 54-10F bent to 56, 60F
いったい何のことやら分かりますか?
リッキー・ファーラーのウェッジのセッティングです
ロフトの間隔が、ちょうど4度になるようにとか、6度になるように
そんな風に考えておられませんでしょうか?
それもそうなんですけどね~
違うと言えば違うとも、言えないことはない
なんか中途半端な
何かどこかで聞いたような
雑誌に載っかってたかのような
そんな話であなたは動くんですか!
な~んて、強く言ってみても仕方がない
「分からない」が本当のところだと思います
リッキー・ファーラーのこの数字
もう一回書こう
52-10B, 54-10F bent to 56, 60F
52° 10°のバンス
54° それを56°に曲げたもの
60° Fは何だろうねー
きっとソールのバンス角が0°なんでしょうな
ですので実際は、
52°
56°
60°
となります
52°と56°の差が4°
56°と60°の差が4°
普通のセッティング
だけど、なぜ54°を56°に曲げたのでしょうか?
それはオフセットにしたくなかったからです
球を上げるのには、オフセットの少ないもの
グースネックって、球を上げる役目はありません
それはまた違うんですよ
52, 60 degrees、64 degrees
こちらは、ダスティン・ジョンソンのセッティング
52°と60度の差が8°
60°と64°の差が4°
1本抜けてるように思うでしょ
56°を入れたら丁度なのに
そう!そうなんです
でもね
そこが考えどころなの
ディフェンディングクラブ
守備的クラブってあるわけ
つまり、この場合
52°のロフトで60°までのウェッジショットをカバーしないといけないわけ
つまり、それでほとんどだいたいのショットが出来る
そういうウェッジであって欲しいの
そのための長さであったり
シェイプであったり
ソールデザインであったり
でもね、
そこんところが読めてないのよ
私はどのウェッジが得意ってあるでしょ
その次のウェッジまでのロフトの間隔は開けてもいいのよね
だって、そのウェッジを使いたいんだから
もしも得意だったらそうするべきよね
分かる?
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