リッチな店長日記

フランシス・ウィメット&エディー・ローリー (だから、F&Eなの)

2016年10月28日

 

F&Eアイアンが出来てきました

以前の試作品よりも出来栄えが素晴らしい

私が言っても仕方がないか

ただの手前味噌ですかねー

F&Eフォージドアイアン

 

私はウェッヂは削ってもアイアンセットは削りません

アイアンセットはどれもこれも同じ顔をしているからです

同じ顔に作るのは私の生に合っていません

どのクラブはどんなショットのため

そういった考えで私は削ります

だから、ピッチングウェッヂはあくまでピッチングウェッヂ

サンドウェッヂは、サンドウェッヂ

ロブウェッヂは、ロブウェッヂなんです

その他、私が使用する50度のウェッヂはギャップウェッヂ

それに皆さんがお好きなアプローチウェッヂ

 

ことさらアプローチウェッヂというのは、中途半端なクラブで

フェースを開いて使うのか閉じて使うのかがよく分かりません

皆さんはどう使ってらっしゃるのでしょうか?

最近、皆さんのサンドウェッジはロブサンドウェッジ

本来の56度のロフトのサンドウェッジと、60度のロブウェッジとの中間の58度です

1本分クラブの本数を減らすおつもりかもしれません

そやけど、あまりフェースを開いたり閉じたりしているイメージが思い浮かんで来ないのです

 

ロブウェッヂというのは、フェースの開閉はあまりするクラブではありません

ミケルソンがやってるって?

それはフィル・ミケルソンやからです

おんなじ様に真似をしますか?

そんな必要もないと思いますけど

フェースの開閉をしないのがふつうです

だからソールは厚め

バンスは少なめ

芝生の上にポンと置いた形で使うものです

 

サンドウェッヂは、フェースを開くクラブ

ソールは開き易いようにヒールのバンスは少し落として

トウは、フェースを開いても違和感がないように大きな丸みを持たせます

 

ギャップウェッヂは、フェースを閉じて転がすためのクラブ

だったら7番や8番を使えって?

少しピッチをかけたいのです

9番よりもね

だからボールは右足の前に、しかも引きつけて

シャフトをパターのように立てて構えますとヒール側が浮き上がります

そのまま打つと右にボールが飛び出すので、フェースは閉じます

トウ側のソールを使いながら少しダウンブローに打ちます

その際、フェースを閉じても違和感がないように

しかも、そのトウがあたかも目標方向に向かっているような削り方をします

より下膨れに削るのです

 

 

昔プロの使っているアイアンってバラバラだったんです

フェースとか、ブランドとか

嘘じゃないよ

日本プロマッチプレー、日本プロ、日本オープン、日本シリーズの年間四冠王の村上隆

彼のクラブはホントバラバラでした

契約はウィルソン

そこにホンマのアイアンやらいろいろ入って、なんやよう分からへん

矢部昭もそうだったかな?

PGFなんてオーストラリアのクラブも入ってたりしたよね

 

実はそうなんよ

ジャック・ニクラスだってそうだったんだから

番手別にシャフトが入っていたのではなく、ダイナミックゴールドが出来たあとも

それ以前と同様に、1番と2番アイアンのシャフトが同じなら、3番と4番のシャフトが同じ

そんな風になってたんです

それだと2番アイアンより1番アイアンの方が柔らかく感じます

そうするとフェードの打ち易い番手、ドローを打ち易い番手に分かれるでしょ

良い方法だと思わない?

でもね、昔はシャフトは1本の長さで3番手をカバーしていたのが、2番手に

それが1980年頃かな

番手毎の設定になったのは

もう少し前から番手毎のシャフトを採用していたメーカーはあったかもしれませんが、

在庫を余分に持たないといけないでしょ

だから実際には少なかったんです

 

すべてのクラブを同じようにという考え方ももっともですが

そこをあえて変えてみることも正しいのです

あまりかけ離れすぎたのは除外しますけどね

 

 

昨日は子どもにアホのように

あるいはアホでもというのを教えました

あまり他所では話せません

でも、少しだけ

 

アホでも丁寧に打てば・・・・

 

そんな話をしました

あんまりお好みじゃないかもしれません

しかしね

近頃みんな賢そうな練習をやっています

それはそれで結構ですが、

アホのように同じことを、いかにも丁寧に

そんな練習が出来んか?

 

変な自尊心が邪魔をして出来ないこと

なんでそんな練習をせんとアカンのよ

そんなことでも続けてやれること

 

他人が観たらアホみたいな練習に見えても

そして、他人からアホみたいやって言われても

それは最高の賛辞として受けようやないですか

 

不動裕理がそういう練習を続けてこられたそうです

その表現がアホみたいっていうのがどうかとしてもです

それでもプライドを捨ててやろうとするには、そこまでやるのかっていう覚悟が必要です

 

今だからイチローの本は読むでしょうけど、発展途上時のイチローがもしも皆さんの隣で練習していたとしても、皆さんは絶対真似をしないんじゃないかと

そんなもんですよ

アホになって水の中に潜っていくまで、池の底は見えない

もう一押し欲しいときにはアホになる

大事なことやと思います

 

それを偉そうな言葉に言い換えたところでいったい何になる?

ただの無駄よ

 

 

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