リッチな店長日記
修理のコツ教えましょか?
2016年03月24日
古い商品ではありますが、
キャスコから「斬」というユーティリティー
ハイブリッドが発売されました
数年前のことであります
どちらかと言えばウッド系ユーティリティー(ハイブリッド)ですが
シャフトの先端径は、9.0mmであります
非力な方にはウッド用のシャフトを入れても良いのですが、あえて先端径が9.0mmのシャフトを探してみました
しっかり系のシャフトではありますが良いのがあります
先端にシャーペンの芯状の金属が入ったシャフトです
このシャフトと、「斬」とのマッチングは素晴らしいです
シャフトがインパクトで遅れない
弾道が高い
左右にブレない
つまり、直進性が強い
33(16度)をボアスルー加工しますと、90g台に満たないシャフトですと、42インチのノーカットでもスイングウェイトが少し軽めになります
90シリーズのノーカットでちょうど良いスイングウェイトに仕上がります
軽めのシャフトをお使いの方には、ボアスルー加工にせず、先端の穴を埋めた方が良いでしょう
さて、ボアスルー加工にする際の注意点です
シャフトがソールから突き出るように装着して、グラインダーや電動のこなどで大まかにカットして、
サンドペーパーを硬いものに巻きつけて削ります
ソールを削る際のヒントです
アルミのテープってご存知ですか?
アルミの片面に粘着テープがついたロール状のものです
それを適当な大きさにカットして、
センターにはさみを入れてシャフトが貫通するようにしてソールに貼り付けます
自信のない人は、二枚貼り付けても構いません
それから、硬いものにサンドペーパーを巻き付けたもので擦るのです
アルミのテープが破れだしたら止めましょう
仕上げは、アルミのテープからマスキングテープに変えて少しだけ削ります
シャフトの穴は、ソールのシャフトを大まかにカットした後にプラスチックのプラグで埋めておきましょう
最後はスチールウールで擦っておいて
アセトンでシャフトの穴を埋めたプラスチックをピカッと光らせたら完了です
もしも削りすぎた場合
ソールにキズが入りましたら、バフがけが必要になってきます
どうです?
それほど難しくないでしょ?
自分のクラブは適当にやりますが、お客様のクラブはそういう手間をかけております
そやけど、自分のクラブもそろそろ広告塔になりますから
きれいに飾っておく必要がありますなー
なんか考えましょか
- Tweet