リッチな店長日記
ラテラルウォーターハザードからの救済方法
2015年06月02日
先日の試合で、ラテラルウォーターハザードから変な救済方法を見てしまいました
高校生の先輩が指摘していたのですが、それが間違っていたのです
ことは済んだということで、ここでお話したいと思います
正しい方法をどうしても確認していただきたいので
池はホールに左側にありました
コロコロと転がって、ピンに向かって右側から池に入りました
赤い杭が打たれているので、ラテラルウォーターハザードです
赤い杭のラインを最後に横切った地点から、2クラブ以内のところにドロップが出来ます
もちろんピンに近づかず
1ストロークの罰打を加えた上で
その際の2クラブレングス内というのは、赤杭を結んだラインからになります
アドレスが取れるかどうかは、何の関係もありません
しかし、アドレスを取って、その地点をティーでマークした上で、
そこから2クラブレングス内にドロップをしていました
間違いですね
余分に救済を受けてしまったことになります
ところで、ここで問題点が生じます
いいですか?
もしも池の右側が傾斜が険しく
しかも、その地点が裸地のようになっている場合
ドロップをすると、ハザード内にボールが転がり込んでしまいます
ボールがハザード内に入り込めば良しなんです
たとえ、ボールが2個、合計3個損しようともね
ボールは置けばプレーできます
しかし、
ボールが中途半端な、スタンスの取れない地点に止まったとき
それはインプレーの球になります
どうしてもその球を打たなければなりません
それか、再度1ストロークの罰打を受けて、そこから2クラブレングス内にドロップすることになります
こういう状態で、ラテラルウォーターハザードは不自然です
黄色の杭に打ち換えた方がいいか
傾斜がなだらかになるように工事をするか
球が転がらないように、少し長めの芝生を貼り付けるかになります
ゴルフ部の学生も間違えるようですから、皆さんもご注意を
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