リッチな店長日記
何でも硬いもので打てば飛ぶもんじゃない
2015年03月03日
練習場のボールは柔らかい
それは皆さんご存知
コースで使うボールの方がはるかに硬いわけではありますが
鉄製のハンマーと、ラバー製のハンマー
はたしてピンポン球は、どちらで打った方が飛ぶでしょうか?
推測で分かりますよね
ラバー製のハンマーです
ゴルフボールもそれに近いかもしれません
インピーダンス理論
そんな理論がありました
もう30年も前のことになります
かつてのダンロップがそれを考案し、パーシモンヘッドに柔らかいフェースインサートを入れて、ゴルフボールをよく飛ぶようにしたのです
硬さが同じだったら飛ぶ
そんなニュアンスでした
反面、メタルインサートというのもありました
アルミ合金製で、2ピースボールによるフェースインサートの破損を防ぐ目的でした
これは硬さではなく、重心距離をフェース側に近づけることで、スピン量を減らしたものです
さて、練習場のレンジボールは、チタンヘッドやアイアンヘッドで
芯を食えば飛ぶかというところです
弾道が、皆さんのお好みの弾道にはならないことでしょう
それで無意識のうちにフェースの芯を外して、打球することを覚えてしまいます
ドライバーにいたっては、フェースの上っ面を使って高い球で正面のネットの高いところに当てようとしてしまいます
しかしそれは間違いです
レンジボールを飛ばす方法を覚えても、コースボールを飛ばす方法にはつながらないのです
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