リッチな店長日記
名人 井内さんが週刊ゴルフダイジェストに
2014年09月20日
すみません
更新ができませんでした
修理に追われていました
難しい修理、辛いです
でも、それが出来てなんぼです
クラブ屋さんはご存知でしょうけど、キャロウェイのホーゼルはでっかい
なんでこうも中途半端なサイズなんかねー
上手に入れないと、シャフトが真っ直ぐ入らないじゃないの
ときには、ガラス粉だけで済んだり
テグスを使ってみたり
それで歪んでしまったら、スペーサーという筒を使用したり
何がしたいのか、よくわからないホーゼルの内径サイズです
フェースアングルを変えるのなら、こっちで勝手にするわよって
そう言いたいところです
最初から0.350インチの内径ならわかるのですが、ほんとに
3番ウッドがよく売れているようです
ただ上級者の方は、5番ウッドは違うモデルの方がいいかもしれません
飛距離を追及したモデルですからね
もうご覧になられましたか?
今週のゴルフダイジェスト
今週、市川町に行く用があって
行った先は、名人の井内さんの工場
今週のゴルフダイジェストを見せていただきました
「もっと真ん中の方やで」
ありました
1番最初に載っています
「井内さん一番ですやん」
あいうえお順やからと言いながら、そうかー?
いやー、さすがであります
ぜんぜん井内さんの紹介が出来ていないこのページ
まあ、土台無理であります
井内さんは答えませんから
本当は色々なことがあるのです
どんなことが出来るのか
今までにどんなことをやってきたのか
そうは簡単に答えてくれません
それでも長い間
(いえ、私との付き合いも今年からです)
話していくと、ぽろっと出てくるのです
それを聞き逃してはそこで終わり
それを後日聞き直すことによって色んなことがわかってきます
他人のことは語らない
どんなプロからでもそのとき言われたことだけに集中する
やはり有名なプロでも、そのときそのときで注文は異なるそうです
色んなところからオーダーが入ってきます
元々は井内さん指名でないことも多いようです
他の職人さんからも頼まれたりもするのです
だから、あまり名が売れてしまわない方が好都合
わかります?
みんなは名を売ろうとするでしょ
しかし、それをしないのです
井内さん自身の刻印もあるのですが、それはこちらが指定しないと入れてくれない
自分から、Iuchi(井内)って入れましょかって、言わないんです
みんなと逆を行っているのです
おもしろい
訊けば答えてくれますが、訊かないところわざわざ話すことはありません
市川町に行く度にお話を聞かせて頂くことにしています
あまり仕事の邪魔をしてもいけませんので、適当にね
賞金女王にもなった
みんなから好かれているあの人
その人のウェッジも削りました
でも、井内さんの名前は出てきません
別にサインを工場に飾っているわけでもありません
ほんまに職人さんです
出来ないものは、
「それは請け負えんなー」
って、言ってくれます
それも大事です
私は井内さんと何をしているかと申しますと
面白いアイアン、ウェッヂ、パターを作っています
ここをもう少しこうしてとか、
トップラインのまあるいアイアンを作ったりとか
今はウェッヂを開発中
皆様からのオーダーも受け付けております
週刊誌に掲載のアイアン以外も実はございます
説明するのはかなり困難であります
だって、カタログやその詳細は井内さんの頭の中に入っていますから
ところで、私は何をしようとしているのかと申しますと
技術を持った井内さんが削るすばらしいアイアンと、私のリシャフト方法をコラボさせようとしているのです
それから、井内さんの出来るものを紹介
少しずつではありますがね
お問い合わせは、
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