リッチな店長日記

サンキュー APEX

2014年05月15日

リシャフトを一生懸命やっても儲かるってもんじゃありません

ただ、お客様からのお悦びのコメントを頂戴するためにやっている

なんか逆に素人っぽい作業かもしれません

プロフェッショナルと言われるには、もっと簡単に、浮かべるように作業をこなさないといけないのでしょうね

今はもうただひたすら必死ですもの

 

FSTシャフトって、それほど高価でもないシャフト

プロって名前がつかなけりゃ、もっとシャフト単価は安くなります

そんなものって最初は思われる方が多いようで

リシャフトのしようによっては、いかようにもなるんですよ

ただ先端から決まった長さをトリミングして番手別に装着する

それだけでは、お客様はお喜びではないと思うわけです

スパイン調整

振動数調整

マスキングテープを用いて、よりフィットするグリップの装着

ライ・ロフト調整もそれに付随しますよね

 

これ、聞かれても怒らないでくださいね

けっして私の本心ではないですから

それは、

「そこまでやっても、素人が打ってもわからへん」

そういう思想です

そんな考えありますよね

私も?

 

私は、考え方によってはもっときついかもしれません

さて、私はどう考えるかと申しますと

 

「技術の未熟さをクラブのせいにするな」

これですわ

ゴルフクラブはできるだけ完璧に近いものに仕上げてあげます

だから、あとはがんばってね

その後ろにハートマークがつくかどうかはわかりません

私はそういう考えで、できるだけいい状態に仕上げるようにしております

 

 

昔、ベンホーガンのアイアンセットって、上級者の間で流行りましたよね

しかし、とんでもないクラブでした

私が使ったのは、ほとんどが中古で

オーストラリアに行って最初に使ったのが、APEX

70年代のもっとも有名だったスタイル

これは、むこうの職人さんにリシャフトしてもらいました

私が修理する機会がなかったので

次は、PC

パーカッションセンター

ヘッドの構造は良かったけど、ホーゼルの中身が

ホーゼルホールが、ホーゼルのセンターにない

しかも、時々曲がっている

直径の長さもまちまちで

ソケットを入れても、曲がっている

微妙な

いらいらするクラブでした

 

じつは、そのPC

もうひとつトウの丸いモデルがありました

あれは良かったです

きっと製造する工場が違うのでしょうね

 

あれも今なら上手に仕上げられます

ホーゼルホールを修正しながら

きれいにソケットを仕上げることができます

 

ロフトやライはむちゃくちゃだわ

ホーゼルホールも曲がっている

ああいうクラブをきれいにリシャフトできれば、今の完成度の高いクラブの修理は、言わば簡単

 

DIYのマニアの皆さん

ベンホーガンの古いアイアンを粗大ごみ置き場から拾ってきて修理してみませんか?

きっと修理の腕前が上がりますよ

APEX、APEXⅡ、PCぐらいまでのモデルかな

 

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