リッチな店長日記
いったんアドレナリンが噴出したら
2014年05月11日
なんともない125ヤードの池越えのパー3
すべてのショットがバーディーチャンスになりそうなはずなのに
世界のトッププロたちが、5ヤード、10ヤードの距離の打ち分けが出来ず、池に放り込んでしまいます
プレイヤーズ選手権 17番ホールです
まさに同様のホールが岡山県にあります
美作カントリークラブです
なんともないホールです
練習ラウンドでまわっても、普段はバーディーホールなのでしょう
しかし、それがスタジアムコースの罠です
多くのギャラリーがティーショットを打つ前に、選手に大きな声援を送るもんだから、そこでアドレナリンが噴出してしまいます
つまり、興奮状態になるわけです
それで、運動神経のコントロールが出来にくくなり、間違った距離のショットになりやすくなるわけです
もう少し距離を短くして、プロにサンドウェッヂを持たせる
するとどうなるか、
確かにサンドウェッヂのコントロールショットで池越えはいやなものです
しかし、それはティーショット
ティーをいつもより少し高めにして、バックスピンを抑制して打ってくるでしょう
それに加え、
手の動きを出来るだけ小さくして、体の動きで打つようにすれば、同じ距離のショットが何度も再現できるのです
それが125ヤードになると、
手を動かさないと、届かない
大きなクラブで、体の動きだけで打つと、バックスピンが足りない
今度は後ろの池が気になるわけです
よく考えているでしょ
興奮状態で、手の筋肉はうまく動いてくれないのです
多くのギャラリーがいて成り立つスタジアムコースのトーナメントであります
あれでだけのギャラリーの中、ポコーンと緊張もせずに打てるゴルファーがいたとしても
あまりファンは応援しないでしょうね
しかし、そこを逆に興奮状態に追いやるべく、ファンはもう一手打つ
そういうことを海外のゴルフファンはやるんですよね
覚えてますか?
コリン・モンゴメリー
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