リッチな店長日記

ソケットのこと

2014年05月02日

最近のアイアン用ソケットですが、

これ細かいことを言いますけど、直径が小さすぎ

外径のことです

テーパーティップのシャフトに入れるときは、入れる途中で適度にすべての方向に伸びてくれますが、

パラレルティップのシャフトに装着するときは、片伸びしたりします

いびつな伸び方をするのです

それでソケットが曲がって入ったり、アイアンのホーゼルとの段差が出来たりします

だから本来ソケットは大きめに作られているものなのです

それを仕上げで削る

DIYで作ろうとするから、そのあたりが横着で、ちょうどのサイズのものを要求して、

メーカーはちょうどのサイズのものを供給する

困ったもんですわ

そんなの、使い物にならない

でも、どうしようもないとき

今回がそのときです

 

私はこうしようと思います

 

まず、テーパーティップのシャフトを少しヒートガンで温めて、それに装着してソケットの内径を広げる

それを抜き取って、再度パラレルティップのシャフトに装着する

それしかないでしょう

 

昔、パラレル用とテーパー用のアイアンソケットが分かれていたのよ

ほんの小さなサイズの違いだったけどね

そういうのがあったの

それこそ、そういうソケットを販売するのは、

 

今でしょう!

 

 

しかしソケットというのは選んだ方がいいです

つなぎ合わせのソケット

一部が軟らかいソケット

硬すぎるソケット

サイズの小さすぎるソケット

大きいのは意外と何とかなるのよね

ちょっとのブカブカなら、接着剤にガラス粉を混ぜればなんとかなる

中にテグスをかませたり

 

内径が小さくて、リーマーで削ろうとしても、硬すぎて削れないもの

こんなソケットは最悪です

アセトンで溶かしながら削ろうとしても、相手は小さい

仕事が厄介です

 

ソケットを調整しましたからって、1個につき500円をいただくわけにはいかない

そんなにたいへんか、って?

意外とやろうとしたら、たいへんなもんですよ

 

修理の予測って、大体悪い予測は当たるもんです

もしかしたらこうなっているのでは、

と思うと、大概そう

 

楽しいねー

まるで預言者みたいで

 

修理は凝り出したらあきません

そんなところで頂点をつかんでも儲からんわけです

買った方が安い

結局はそうなるんです

根本的な解決にはならないのですけどね

 

さあ、修理の作業とどう向かい合っていくか

これ、私にとって大問題です

 

出来て当たり前

出来なきゃお客さんの不満顔が思い浮かび、自分の自信を喪失するだけ

 

それぐらい他人から期待されるような人間になれってことですよね

 

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