リッチな店長日記

少ない方が良いもの

2012年08月02日

こないだのジュニアスクールで

上級者の子どもたちを担当していた

50ヤードのアプローチショットを打っていた

どうしても球が右に曲がりながら落ちてくる

そこで、まっすぐにボールを落とすように言うと

隣で打っていた子どもが

「センセ、ストレートすぎるわ」

だと

どうしたら良いのか、それを言わないということらしい

子どもには、そんな余分なことは言わない

大人なら、もう一言入れるかもしれないけど

子どもには、不必要よ

そこはどうしたら良いのか考えるべきやん

「オレ、あえて教えないことも教育だと思う」

 

あのセンセ、丁寧に分かるまで教えてくれるって

それって良いの?

そんなコーチはどこでもいるだろうからそこを探して行ってくれ

私がいなくても、伸びる子どもって

そういう風に作っていくのじゃないのかな?

それじゃ、子どもとコーチの関係ってどうなるのって?

そんなの、ビジネス面から考えりゃそうだろうけど

実際、それじゃ子どもは伸びないよね

少ない言葉で伸びる子どもと、最初から最後まで説明がいる子どもって

もうそこで勝負がついてない?

だから、外国人のコーチとうまく行かないのよ

不必要なことは極力言わない

 

スライスを直すのに、

グリップから語る?

肩を回すことも

 

そんなの要らんことかもしれない

グリップって、ウィークに握った方が球を捕まえやすい人っています

肘の形状で

その方が、左手の甲を下に向けやすいことがあります

だから、言わんでええことって多々あります

全部言ってたらどれかは当たるでしょうが、

それって、上達のキャパを削ることになります

 

ゴルフの殿堂入りした、キャシー・ウィットワースってご存知ですか?

樋口久子の友達です

ミズノの契約がありました

彼女のコーチは、ハービー・ペニックでした

彼女は、ショルダーターンってコーチから聞いたことがありませんでした

キャシーが現役を引退してゴルフコーチになるときに、あらためてハービーにゴルフを習いに行ったのです

そのとき初めて、ショルダーターンのことを聞きました

「なぜ私に教えてくれなかったの?」

 

「既に出来ていたからだよ」

 

ねっ、不必要なことは言わない

 

それに、海外の子どもの方が、少ない言葉で類推する容量は大きいですから

それは、つくづく感じます

そんなことから負けてどないすんねん!

 

一を聞いて十を知る

そうでしょ

 

コーチが同じスピーチをしても、海外の子どものピックアップする量の方が多いの

信じるか信じないかは、皆さんに任せます

 

 

 

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