リッチな店長日記
飛ばないアヒルの子
2025年11月20日

おはようございます
アヒルちゃんよ
ウチには小さな子どもがおらんのに風呂場にはアヒルちゃんがおります
ちょっと汚いところも写っておりますな~
お恥ずかしい
さあ、なんでアヒルちゃんなのかと申しますと
これ、バンカーショットの練習に使うんです
そう言うたら、理解度は高いですが
実際に理解するのは早いんです
アヒルを「クビチョンパ」しないで、安全にバンカーの外に砂とともに救出してやる
内容は説明要らんでしょ
簡単に理解はできるんよ
しかし、
これ、ラウンド中にお話ししてたのね
女性の方々に
そしたら、
ボールと違って、アヒルは飛ばんでしょ
砂と一緒に大きく飛ばしてやらないといけないの
アヒルをイメージすると、アヒルよりもかなり手前から砂をすくって、
そう、サンドウェッジの入れ方は格段に良くなるんですが
強さよね
あるいは、ストロークの大きさよね
それが分からないみたい
練習場に帰ってきてから、バンカーショットについてお話ししてたの
そこでの疑問点は、砂が柔らかい時と硬い時の打ち方でした
それはフェースの角度に関係性はありません
あくまでソールのバンスの角度になります
柔らかい時は、フェースを開くことによってバンスを大きくします
砂にめり込まないようにするわけですな
硬い時はその逆
フェースを開かないで、バンス角をそれ以上大きくしない
もしくは、
少しフェースを閉じれば、バンス角は元々の角度よりも小さくなります
それともう一点
柔らかい砂で、フェースを開いたら高い球だけしか出ず
前の土手にすら届かない状態
そしたらどうするか?
言うたら、56度や58度のロフトがフェースを開くことによって、
60度や64度くらいになってるかもしれません
だから上に飛び出しても、距離が出ないんですな
そういう場合は、ピッチングウェッジに持ち替えたりするんです
するとね、いつものサンドウェッジのロフトで打てるんよ
ただ、フェースが小さくなるので、気持ちはちょっと不安ですが
例えばさ~
7番アイアンでフェースを開いて打ったりすると、ものすごい不安でしょ
でも出来なくはないのよ
それと同じこと
まあ、やってみてください
サンドウェッヂには、目に見えない工夫をしているものもありますからね
そこは、試してみること
子どもたちに口酸っぱく言うことも、「工夫」
まだ、ゴルフを教えるには至ってないけどね
今は基本のそのまた手前だけど
ゴルフより大事なものがあるでしょ
それよ
そいでね
必ず、何かを私が主張する時は昔の方言
今は誰も使ってない、まあ言えばあまりガラのよろしくない
そういう言葉かもしれません
でもね
子どもって、標準語で叱ったりしてしまうと
気の弱い子どもなら、泣き出してしまうかもしれないよ
だからね
「こら、ワレ!」
言うてね
父ちゃん母ちゃんいる傍で
まあ、その意味が分かっているかどうかは知りませんが
小さい子どもにね
そしたら笑顔は失わんで済むでしょ
別に子どもを泣かそうとは思わんのよ
それでも、子どもには伝えたいことがあるの
大人以上にね

これが問題のピッチングウェッヂ
どうも形が変なの
試打に踏み切ろうとしたけど
「や~めた!」
ホーゼル曲げてみたろ
そしたら良くなるかもしれない
ベンディングバーで曲げるんやなしに
叩いて曲げるの
そしたらね
良くなると思うんだ
もう少しフェースをホーゼルから遠くになるように叩くんだけど
「そいやったら最初からスコアラインをトウ側に入れたらエエやん」
きっとそう言うと思うんよ
でもね
それやったらアカンの
それが何でか分からんでしょ
だからクラブ造りって面白いんよ
だいたいはそうやって作るでしょうけどね
私はやらないよ
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