リッチな店長日記
レジェンド サムスニード
2021年11月04日
おはようございます
サムスニードへの入り口はいくつもあります
どこから入ろうかとも考えるんです
なんにせよ、ショートショートになりますが
さあ、どこから行こう
全部書けるだろうか?
ベンホーガンも多分に漏れずイップスやった
ライバルのサムスニードもイップスになった
全英オープンに行って、速いグリーンをプレーしてイップスが急遽直った
それも束の間
アメリカに帰国したら、元に戻ってしまった
なんでサムスニードなのかの一つは、
私が遅いグリーンをプレーするのに今では軽いピンアンサーのパターをっ持って行ったこと
遅いグリーンは考えてプレーしないとイップスになるかもしれないよ~ってところから
サムスニードのパッティングスタイルって
観たことあります~
動画で確認して見てね
「サイドサドルスタイル」
その前は、ラインを跨いで後方からラインの見える位置から打ってました
サイドサドルは、左右のつま先をカップの方に向け、
体をカップに正対させて打つスタイル
ショートパットには効果的だな
その方向に打出すという行為がやりやすいから
でも、みんながやらなくなった理由をいずれ誰かが書くんだ
後方に立ってラインを跨いで打つのは、ルールにより禁止された
スケネクタディパターもトラビスが勝ち続けたので禁止された
結果が良すぎたら、根拠もなく禁止される
それがルールというもの
スキーのジャンプ競技における、身長に対してスキーの長さっていうルール
あれもまたそう
サムスニードのサイドサドルを再度禁止するには至らなかったんだね
長尺パターはそれなりに使われている
でも、サイドサドルも
あって良いもんだと思うんだ
ただね
あのスタイル
マレット型もピン型も
L字も合わない
あのスタイルはT字型に限るんです
そのパッティングスタイルに合うパターが無くなってしまったこと
今のT字型は、どこかピン型に寄せに行ってる気がします
ワイドスポットじゃ駄目なんです
ショートパットがイップスになった方
一度考えて見られては
両目が目標に正対するから、打ちやすいと思います
ゴミ箱に紙くずをトスするスタイル
あの時の目のポジションに似てませんか?
私が大学生の時
スタンフォード大学卒のトムクインコーチがみんなに提案したスイング
それが、サムスニードのスイングだった
彼が理想とする写真が掲示されていた
当時、トムワトソンがトップに君臨していた
それでも、すでに引退していたサムスニードのスイングを推奨する
不思議でしょ?
現役のプロのスイングじゃない
かつてのプロのスイング
まるでヘンリーコットンのスイング
あるいはボビージョーンズのスイングを真似るよう
まだボビージョーンズは出てくるケースはあるんだけど
サムスニードか~
同時期に活躍したベンホーガンでもなかったんだよな
子どもの中の一人
その時の生徒ですが
なんでトムワトソンのスイングがそこに無いのかを尋ねたの
そしたら、スイングの動きを説明していた
トムワトソンのスイングは、胴体を右に向けて、左に向けて球を打つ
ドライバーショットは時々大きくブレる
まさにその通り
日本のコースでは、ドライバーを抜かないホールも数多くあった
そういやそうだ
サムスニードのスイングは、インパクトで胴体がボールに正対している
そこで、両腕がスウィッシュだ
まさにな
ニーアクションなんて
通訳さんが説明するときは、レッグアクションって言ってたけど
それも見受けられない
両脚が地面から生えているようだった
当時はまだ
それが如何に素晴らしいかは
分かる由もない
天才なんです
裸足で打って練習したのも彼
マスターズでもやったのかな
ほんの数ホール
確かにジーンサラゼンに咎められたんと違うかな
ソケットかなんか出たんだよな
それで苦肉の策で
ここにハービーペニックが出てくる
公の関連性は全くない
しかし
ハービーがツアープロになる夢を諦めたのが
誰あろう、サムスニード
とある試合で練習中
仲間のプロが、若手の有望なプロがティーオフするぞ、って
その時、ティーグラウンドにいたのがサムスニード
打たれたボールはブレット(弾丸)のように飛んで行ったって
そんな風に書かれてあったっけ
それを見てハービーは諦めたんだと
それほど凄かったって
体型が似てもいないプロのスイングを真似る
あるいは、真似をさされる
不自然よね
ダスティンジョンソンはどこに行ったんだ?
そういうスイングを言ってるんでしょ
長くスイングがもつ
ランガーや、ノーマン
この場合のノーマンはグレッグノーマンね
そういったところを見ないのかね?
昔の特徴のどの部分を諦めて
どの部分を継続しているか
そこを見るべきだろうな
蛇足
練習しない者がバンカーをそれなりに打とうとすれば
やっぱりマニュアルが必要になります
ちょっと違和感のある構え方をしないといけないの
私の場合はね
その違和感とは、
ボールを左に置くこと
真ん中に置いて打った方がよっぽど楽だけど
それでは、砂の硬さで弾かれてしまう時があるのね
でも、ボールを左に置くことで、いくら体重を左に置いても大丈夫
クラブは鋭角に入って来ない
それだけはやっておかないとね
ただ出るだけのバンカーショットになっちゃう
下手に打ったら、サンドウェッヂが売れなくなる
ノウハウを知ってるから、クラブを作るのね
削ってと言ったら職人さんは作ってくれるけど
カッコ良く出来たらそれも売れるでしょうけど
コンセプトが違うかな
まあ、精進しましょう