リッチな店長日記
新しいモデル
2019年09月11日
おはようございます
新しいモデルのアイアンです
先日ご紹介したのとほとんど変わりがないでしょ
実は違うんですよ
キャビティー部分が大きくなっています
それに
これ、PW ね
かなりキャビティー部分が深いでしょ
比べてみるとこの通り
上が最初のモデルね
新しい方は、かなり下の部分を削ってみました
それでいて同じ重量
PW のソールの幅が広くなったのね
それと全番手において、トウ側を重くしてみました
これはクラブの回転を抑えるためです
月末あたりに試打レポートを出せるようにしますね
54度のウェッヂも完成しつつあります
ホーゼルの穴の調整も済みました
スクエアなフェイスで、
ヒールのトップラインは高め
フェイスプログレッションは6㎜程度
ホーゼルは極限まで細く、テーパーを強くして
トップラインと、トウのラインはつながない
だからウィングと言われる構えた時に最も高くなるトップライン部分は、少し尖ったまま
なぜかというと、そこに気を取られるとヘッドをコンパクトに詰めて来られなくなるから
54度ってのは、高い球でアプローチしようという気持ちはさらさらありません
もしもフルショットに近いスイングで少し高い球が打ちたいのであれば
フェースは開きません
そういう場合は、トウを浮かせて、フェイスの向きを調整する程度にリーディングエッヂを開きます
それでややヒール側でヒットします
そういうものです
54度のウェッヂって
フェイスを開くのだったら、56度を使えば良いのです
56度のウェッヂとは根本的に違うの
もちろんトウの丸みも違います
54度は開きづらいシェイプにするため、スクエアに
海外のウェッジに、ヒール側が低いものが多いですが
ヒールを高くしているのは、球が浮かないようにするためです
球が浮いてしまったら54度の意味がありません
その分スピンはかかるかもしれません
只今307g
もう少しホーゼルを細くしてから、シャフトを装着してみます
最近ちょっと思うんです
私がアイアンを削ったらどうなるんだろうと
9番と8番なんて削ってみたいよね
私、よくランニングアプローチやってるでしょ
そんなアプローチが上手に打てるようなクラブが出来るんじゃないかと思ってね
8番、9番
バックフェースに拘らず
いつかやる時が来るんだろうな
そうそう
一個書いておきましょう
あのメジャーチャンピオンの、番手ずらしの話
そうだよ
皆さんとは逆のずらし方ってあるんだよ
するとどうなるかって言うとね
クラブのコントロールが良くなるの
バランスポイントが手元に近づいてきますからね
どちらかって言うとドローが打ちやすくなります
皆さんのやってる方法
7番アイアンに6番アイアンのシャフトを入れる
あれじゃ、スライスが出やすくなるのよね
柔らかくなって良さそうに思うのだろうけど
それじゃ、逆にフレックスを落として短い方の番手のシャフトを入れた方が良いのに
球は捕まりやすくなるし
子ども用にもそんなことをしてしまう
それで良いと思ってるんだから、それでも良いでしょうけど
私は嫌だな
1本取りのシャフトなら分かるんですけど
それでさ
あのメジャーチャンピオン
80gのシャフトを使ってるんだって
どう考えても少し軽いよね
でも、ツアープロにはあることなんです
連戦で疲れて振れなくなることが
で、ひとつ軽くしてんの
でもね、それじゃ柔らかすぎて当たり前
短い番手のシャフトを入れて少し硬くする
当然の流れです
でもね
軽めのシャフトを入れる目的
逆の番手ずらしの意味合い
シャフトメーカーの人は上手く説明できません
そこんところが残念です
マニュアル通りのことしか教えてくれないの
ちょっと能力が乏しい感じがするのです
ツアープロが軽めのシャフトを入れてるからって、
即アマチュアが真似て良いかって
それは違うでしょうな
まだ振る体力が残っている状態と
すでにピークに近づきながら戦っている状態は、明らかに異なりますからね
私には簡単に思うのですが、
何でそれを一般の方々に説明しようとしないんですかね?
オレだけが知っている
みたいなもん
私には要らんのです
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