リッチな店長日記

キュキュッと止まるアプローチがすべてじゃないんです

2018年05月19日

草刈りが終わりひと段落

 

小野東洋ゴルフ倶楽部は、名匠上田治が設計した名コース

兵庫県には上田さんの設計したコースがたくさんあります

私は県内のすべてのコースを制覇したのだろうか?

洲本だけがまだだわ

でも鳥取県は制覇しております

ティーグラウンドに立てば、どこにどういう球で打てばいいか

何かしら道しるべのあるコース設計です

 

ドライバーをまっすぐ遠くに飛ばせばどうなるという

そんなコースではありません

だから根本的に石川遼のゴルフと上田治さんの考えはマッチしないのです

ただ石川には、上田さんのコースはこう攻めるんだよというゴルフ心はまだありません

 

ゴルフが上手な人と、ゴルフ心のある人は全く違うのです

コースの設計を見てみればよく分かります

 

私は、上田治さんの設計も好きですが、浅見縁蔵さんのも好きです

ゴルフがいくら上手でも、球を真っ直ぐに飛ばせても、ゴルフ心が乏しいのかなーと思う名手

残念ながら、杉原さん、橘田さん

設計のコースに私は共感を覚えません

どうしてなんだろう?

あまり楽しくない

 

ゴルフの名手

そして設計の手腕を言われている人

グレッグ・ノーマン

ジャック・ニクラス

ベン・クレンショー

ボビー・ジョーンズ

中には駄作もあるのかもしれません

しかし、知る範囲では名コースが多い

自分のプレッシャーを知っている

だから、そのプレッシャーのかかり方

あるいはかけ方を知っている

 

それに左右されずに絶えず真っ直ぐに打てれば良いのだが

ゴルフってただそれだけ?

 

そんなつまらないスポーツなら私はもうとっくの昔にゴルフなんてやめています

 

 

ベン・クレンショーの話

(それほど長くはないけれど)

二度もマスターズを制したチャンピオン

私はなぜか、いつしか中途半端なファンになり

一時はL字型のパターにこだわってみました

アイアンもウォルターヘーゲンにしたり

「リトルレッドブック」をはじめ、ハービー・ペニックの本を読みあさったり

ハービーが亡くなってしまったので、息子のティンズレーのレッスンを受けにテキサス州オースティンに行ってみたり

 

さすがにベンのプレーは真似が出来ない

どこか違うんだ

出来ない話では全くなく

 

ショットは曲がる

それほど飛ばない

アプローチは寄らない

 

どれ一つ嘘じゃない

18ホールまわっていると、一度は隣のホールに飛ばしてしまう

だいたいそれは右です

テークアウェイ(あえてテークバックをそう表しました)で、

左肩が深く入りすぎる

もしかして、それはハービーの教えなのか?

バランスを崩して振り遅れ、右に球が飛び出す

いつもなんです

そうなるとボギーになります

もう少し肩の回りは浅くて良いと、私は思うんですが

 

グリーン周りから打つアプローチショットは、総じて寄りません

寄った時で1m

だいたいが1ピン以内ってところ

スピンは効かせません

2ピースのボールを打っているがごとく、前に前に転がしてきます

バックスピンがかからないように、極力ウェッジではなく、9番アイアンで転がしてきます

得意技は、バンプエンドラン

 

ピンにピッタリ寄ったところは観たことがありません

少なくとも私はありません

だからアプローチで拍手した経験がありません

本当にないんです

 

ハラハラドキドキのファーストパットは約2m

それがいつも入るんです

知らないでしょう

それがベン・クレンショーのゴルフなんです

二度もマスターズチャンピオンの

 

得意のパットと、アプローチを極めれば、石川遼はもっともっと強くなる

飛距離に溺れるのはおかしい

それほど飛んでいるとも私は思わない

マスターズなら勝てるかもしれない

しかし、他のメジャーは無理だと思う

 

無理なところを攻めるのではなく、自分の得意なメジャートーナメントに絞るべきです

だから言う

もう一回ベン・クレンショーが勝ったところを見直してみろって

 

 

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