リッチな店長日記

複数で勝ち組にならないと意味がない

2016年02月04日

いくらか修理の仕事をいただいております

何回やっても時間のかかる仕事ってあります

不思議に思うのは、

フィラメントワインディングのシャフトで均一性のないものがあること

 

フィラメントワインディングは、カーボンの繊維で編み上げる製法

どの方向へも均一性があるのが最大の長所

しかしなぜプロパーのシャフトは、スパインを調べてみるとグルングルン回ってしまうんだ?

きれいな塗装の下は、言えないようなものになってないだろうか?

あのレベルのシャフトが、巷でガチャガチャと呼ばれるシャフトアダプター式のドライバー

その装着方向を変えられるとスイートスポットで打つことが困難になってきます

 

フジクラさんに伺いますと、高品質のものはスパインの出にくい製法になっているそうです

まったくなくはありません

それでも、スパインの方向はあるのです

しかし、ひどいものはひどい

そんなことを言ったって、シャフトのスパインを調べる機械でクラブの調整はするもんではありません

これは私の意見です

そんな高い機械を買っても仕方がないと私は思うんです

それなら、グリップを取ったシャフトをしっかり固定出来るような器具を入手すべきです

そして、固定されたクラブのヘッドを振動させればいい

それが一番大事なことなのに

アメリカでやっているのも、その方法

複雑怪奇にしてしまうのは、私は好きではありません

 

しかし、それには時間と手間ばかりを費やしてしまいます

とにかく面倒くさいものです

 

遠く島根から来られたお客様がおられました

なんで素人でそんなに詳しいのって、そんなこと思った方がおられました

その後、アメリカで見聞きしてきたのとまったく同じ

油断はしてはおられない

 

慣性モーメントだとかは、私は見て見ぬふりをします

そこに入り込むと金じゃないですか

資金力です

そこへ入れば私は負けてしまいます

そういう戦い方はしません

でも、プレイヤーサイドに立って、より打ちやすいクラブ

そいつを開発していこうと思うのです

 

あのね

アメリカで自宅のガレージでゴルフクラブを触っている人は

エンジニア

特に航空機関係のエンジニアを退職した人が多いんですよ

つまりインテリです

 

人それぞれ少しずつ方向が違うかもしれません

しかし彼らは勉強熱心です

侮ってはいけません

 

新しい奇抜な商品を作るのは日本人

しかし、その商品を使いやすくするのはアメリカ人

なんか反対のように思われるでしょうが、役割分担ですね

このケースは、そうみたいですよ

 

 

振動数計

お金をかけすぎてませんか?

 

海外からベーシックなものが安く入手できるんですよ

デコレーションは、かなり粗末ですが

シャフトのトルクまで計測出来るもの

 

ご興味がありましたら、ご自身で取ってみられたら?

 

価格のバリアー

どこかで潰していかないとなー

 

日本のゴルフがここから進化しないわ

もっと賢い人が身近におられるはずよ

グンとハードルを下げないと

 

 

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