リッチな店長日記
Sのことを話しましょうか
2015年01月27日
「BONDI WEDGE」のトリビュートモデルに入れるイニシャルは8つ
「S」2つの説明が残っています
これは面白い方からいきますか
スレシュ・ネール
ネールってインドの首相がいましたよね
そうインド人の血を引くマレーシア人
お父さんは弁護士です
そして、お母さんは中国人
当時スレシュは大学生
ニューサウスウェールズ州立大学だっけ?
それともシドニー大学?
そのどちらかです
インド人特有の背が高くて、手足が長いタイプの体型です
彼の志望は医師
「日本人が胃がんになりやすいのは、きゅうりの漬物を食べるから」
彼の大学の先生が言ったというのですが、信じがたいでしょ
真面目に言いますからね、そんなこと
あるわけないじゃない
時々面白いことを教えてくれるのです
これは聞いたストーリーのひとつ
ある男性が彼女との口論の末、大事な部分をカットされた
その切り取られた部分を持って、救急車で病院に向かい緊急手術を受けました
退院後しばらくして、医師が患者に言ったことは
「もうそろそろ、プロスチチュートで試してきなさい」
プロスチチュートは、お金を出していたすところ
彼女と別れたあとですからね
試した後に、医師から訊かれた
どうだったって
”It works."
手術は大成功
最初に彼を見たのは、友達同士とちょうどモアパークの一番ホールをティーオフしてたとき
すごいスイングの若者がいるもんだ
きっとプロゴルファー志望なんだろうな
そう思っておりました
少し経って、モアパークの競技会でたまたま同じパーティーに
(スレシュは、知って私と同じ組にブッキングしたと言います)
楽しかったねー
フラットなスイングプレーンで上手に打つんです
うまかったなー
時折プッシュアウトがありましたが、それは小さなこと
パッティングも下手ではなかった
やはり小さいとき、プロゴルファーにゴルフを習っていたと云うんです
私が最初にゴルフを習ったのは、すでにゴルフを始めてから10年近く経った大学生の頃
早く習ってたらもっとうまくなってました
すぐに友達になりました
「おい、スレシュ、なんでゴルフを始めたん?」
「白い雲と青い空が好きだから」
こんなことを真面目に言うやつです
オレたち、チームを組んでモアパークの「コックオブザウォーク」
通称「チョコラン」というゲームに参加しました
二人のベストスコアと、相手側の二人のベストスコアでのマッチプレーです
チームは、どんどん勝ち進んでいきました
それにつれ、友達も増えていきました
そして、終わる度にチャイナタウンに二人でくりだしお昼ご飯を
ちょっとしたご馳走ですわ
そんなに出費はしてませんがね
その日の反省と次のゲームの戦略を立てておりました
決勝は、中国系マレーシア人と香港人
いや、いつも敵でね
少し仲が悪かったんです
敵対視されていたこともありました
同日開催の競技会が中止になる豪雨の中、かなり重々しい空気の決勝戦となりました
OKのボールはパターで跳ね返される
なんやねん
「放って返してくれたらええやんか」
そうは思いましたが、ゴールドレターというのはみんなの憧れ
クラブのみんなが自分の名前を金文字でクラブハウスに残したい
そんな競技でありました
特に私は、当初1年だけのオーストラリア滞在予定
来年になったらもうここにはいない
絶対に勝ちたかった
17番ホールまで縺れたかな?
なんとか優勝できました
涙が出るかなと思いましたが、意外にも出ませんでした
無理やり泣こうかとも思いましたが、この涙は何かにとっておこう
それ以降は遺恨を残さず彼らとも友達
ピーター・チュ
ルディー・ハリマン
ルディーは黒いBMWに乗るお金持ち
奥さんは特に美人だったなー
スレシュのお父さんにあとから聞いたことだけど、
あるとき、スレシュが
「ユキと同じように1年間ゴルフのためのブレイクをください」と嘆願したそうです
あいつマジだったんだ
そうかー
そういう人たちの分も私は頑張らないといけないのよね
今頃シドニーのどこかで首に聴診器をかけて診察してるんだろうか?
フェースブックででも探してみようかな
アルファゴルフのお姉さんに尋ねた
あの、スピンのかかりにくいドライバーヘッドがもうすぐ届きます
当然ロフトは少し大きめの10.5度
ハードヒッターの方でもこのロフトで十分
より遠くに、しかもより真っ直ぐ飛ばそうじゃない
ハードヒッターの方にはそういうドライバーが必要です
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