リッチな店長日記
タイガー・ウッズのクラブセッティング
2015年01月02日
今年発売の「ボンダイウェッヂ」を受けて、より詳しくウェッジを説明してみます
タイガー・ウッズのウェッジは、ピッチングウェッジのほか、56度と60度
これは昔から設定は変わりません
一般アマチュアに多い設定が、52度と58度
しかしウェッジの名手には56度のサンドウェッジが必要なのです
58度のウェッヂは、あまりフェースを開く必要がありません
開くとかえって厄介になります
打った球が弱すぎて、手前のハザードに入ってしまう可能性が出てきます
トーナメントプロと違い、柔らかいグリーンでプレーする一般アマチュアには、60度のロブウェッジはあまり必要ありません
グリーンサイドのガードバンカーが深いとか、よほどグリーンが硬い以外は60度は必要ないのです
56度のウェッジを開いて打てば、それで十分
しかしそれが出来ないから、58度のウェッジが必要になるのです
58度のウェッジはフェースを開かない
ということは、
つまり、
さて、ここからが重要です
「56度のウェッジと58度のウェッジでは、ソールの削り方が違う」
58度は、スクエアフェースに対するバンスを
56度は、スクエアフェースに対するバンスと同時にフェースを開いたときのバンスを考慮しなければなりません
いかに56度のウェッジをうまく削るか
それが勝負となります
ソール中央部は、中央部のバンスを
ヒール側は、ヒール側のバンスを
それに付け加え、トウ側にはトウ側のバンスを
トウ側のバンスを利用するプレイヤーは少ないですけどね
これも必要なんですよ
何度も繰り返した試打は終了しました
あとは名人(職人さん)との打ち合わせになります
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