リッチな店長日記
なかなか鋭いところをつくお客さん
2014年01月15日
練習場のお客さん
会うたびにお話はさせていただきますが
なかなかコアなところをお話いただいて
昨日もそうでした
政治の話から
原発の話
それから、子どもの話
いや、なかなかお詳しい
それでもそうよねー
年齢を経ないとわからないことはいっぱいあります
特に子どもを育てることはね
でも、先人の教えを踏襲する人は少ない
「これからの子育てはこうよ」、なんて本があったりする
でも、そんなに子育ての方法がコロコロ変わるわけがない
長子はこうで、次子はこうでって
方法を変えたりして
それもいいかもしれません
しかし、根本的なもの
その芯がない状態で色々やるよりも、まずは何をコアとするかでしょう
「子どもと離れること」
近畿地方では、毎年この時期にショートコースで小学生のゴルフ大会への予選会があります
何もこの地域だけショートコースにしなくてもいいのにねー
だから、ただいまショートコースは練習ラウンドの子どもで混み合っています
そこでですよ
どうして、一組のパーティーが8名以上の大群になるのでしょうか?
おかしくてねー
子どもが4名
大人が4名
たまにおばあちゃんが混じって10名程度に
その上、お父さんが子どものバッグを担いだりする
どうかねー
子どもの自主性を養う
ゴルフってそういうゲームじゃないのかねー
子どものバッグを担ぎたいですか?
親離れしていない子どもじゃなしに、子離れしていない親みたいです
情けない
私はそう思います
十数年私は子どものゴルフを観察しています
トップクラスの子どもも、私にイベントに参加してくれたりします
こっそりいいことを教えましょう
この子どもはきっと登っていくだろうなーと思っていた子ども
やっぱりトップになっています
お父さんの行動が私と共通するところがあります
子どもに引っ付きまわらない
まとわりつかない
パー3のコースをまわっているときは、ロストボール探しに徹する
私とまったく同じ
ハービー・ぺニックも子どもたちを試合で観察するときは木立の後ろから
そういうフレーズがありました
こっそり見てたらいいのです
すべてのショットを見るのはよくない
何かあったらとかそういう問題じゃない
子どもに少しずつ任せること
責任を少しずつ親から子どもに渡していくこと
まあ、よく見かけますよ
悪いスコアを子どものせいにして叱りつける親御さん
そら、子どもが悪いんですけどね
でも、それは違うでしょう
それは、単なる親力のない親御さん
そういうことになりませんか?
逆に、この子どもは伸びるだろうなー
と思ってみてましたら、いつの間にかピカッと光っていた電気のスイッチを落としてしまった子どもさん
それでも、まだ引き続き
しかし、なー
とにかく、真ん中にいること
これが大事です
トップの選手が次にビリになろうとも、
それでも、真ん中にいること
受け止めること
何でも受け止めることです
今日の「ゴルフの用語」は
「LINE OF PUTT」
パッティンググリーン上で、ストロークしたあとにボールが転がることを予想したライン
実際そこに転がるかどうかは別に、プレイヤーが転がると予測したラインが「パットのライン」です
いくら同伴競技者がフックだと思っていても、実際のプレイヤーがスライスだと思えば、それが「パットのライン」になります
「おい!そこ踏んだらあかんど!」
そういう話になりますわなー
だから、女子のトーナメントで、
「ここ踏んでも大丈夫ー?」って、お先のパットで訊いてるでしょ
あれよ
あの心遣い
それが出来ますか?
ええ氏の奥様方が、あつかましくプレーしている姿ではありません
上品なプレーをしましょう
ところでみなさん、「ええ氏」って言いますか?
ええとこの人ってことですよ
ちょっとハイソな感じの
上流階級の
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