リッチな店長日記
夢はそう簡単には諦められない
2013年10月15日
プロのゴルフコーチと上手なアマチュアは違う
何が言いたいのか今から説明しますけど
これが結論には結びつきませんが、かなり違うところに着陸しようと思います
まあ、ゆっくり聞いてくださいな
昨日は久々のゴルフに行っておりました
町がお祭りで練習場がお休み
それで仕事にならず、お休みさせていただいておりました
行った先は、岡山県の赤坂レイクサイドカントリークラブ
挨拶した支配人は丁寧な方で、今日も楽しい一日が待っている、と、そう思うのです
なぜかね
スコアは68
まあまあです
ショットはそこそこでしたけど
いえ、それが言いたくてとは違います
プロっていうのは、ゴルフをしなくても、あるいは出来ない環境にあっても、それなりのスコアでいつもまわれるようにしておくこと
そういう努力が必要です
これが少し私にも出来てきたのかなと、そう思った瞬間でした
上手なアマチュアと異なるところは、いつも練習してスコアがいいところです
もちろん試合があるので、練習の必要性があるからです
それを練習をしないで私と戦えとか、そんなむちゃくちゃな挑戦状を叩きつけているのではありません
海外でも色々なプロゴルファーを見てきましたが、クラブプロでもゴルフが出来る環境下にあるプロ、そうでないプロがいます
近くでプロアマなどの試合がある前に少し練習する
オーストラリアのプロアマは、プロゴルファーにとっては試合です
成績の順位で賞金額が異なります
トーナメントプロばかりをイメージするでしょうけど、こまごました雑用もこなす
それに、ビジネスのマネージメント
意外とふつうな仕事です
どちらかというと、石川遼や、松山英樹よりも私に近い仕事でしょ?
まったく私とは似ていないプロの話をしましょう
石川遼や松山英樹とも似ていません
ロス・キトーという名前のプロゴルファーがシドニーにいました
週の半分以上、私が働いていたモアパークのゴルフ場に早朝ゴルフにやってきます
「グッモーニン、ユキ!」
「ハロー、ユキ!」
なぜか、私の名前を気安く呼んでくる
本来なら、私のほうからお客さんに話しかけないと
ねー、そういうところ、私、失格です
しかし、言い訳しましょうか
海外じゃ、挨拶されたら挨拶し返すのがマナー
その点、日本は少し怖い
恨みなど持たない人からも、平気で無視ー
なんてありますから
そういう点が楽でしたね
言い換えてみれば
見知らぬ人でも挨拶したら返ってくる
それが海外です
特に英語圏ではそうでしたね
よほどのレイシスト以外は
ロス・キトーの職業
プロゴルファー
それと、バーテンダー
夜勤のバーテンダー明けに早朝ゴルフに来ていたのです
立ち仕事のバーテンダーは、私の想像では激務
じっとしている仕事は、私にはとても苦痛です
しかも饒舌でないといけない
話題も豊富で、絶えずアンテナを張って
じゃ、なぜそんなに早朝ゴルフに来ていたのか?
ツアーカードを取りに行くために練習に来ていたのです
ツアープロとは両立しにくい仕事かもしれません
しかし、彼は彼なりにツアーカードを取りに行く夢を追いかけていたのです
私のいた三年間で、一度ツアーカードを獲得したように記憶しております
こういう話をすると、そういうレベルの人、って軽くあしらう人が
まあ、そういう方がほとんどです
しかし、どのレベルに上がろうとも、そういうぎりぎりのラインがやってくるのです
自分の子どもはもっと上だとか
根拠もない自信
そういう風に感じます
夢を追いかけるって、ぎりぎりまで追いかけたことがない方には、説明することがとても難しいような
他人を軽くあしらう
イコール
自分を軽くあしらう
つまり、自分の夢さえ諦めるのも早いのかなと
そう思うのです
自分で頑張らず、平気でスポンサーを探す
それものっけから
そういう時代なのでしょうかねー
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