リッチな店長日記
バラバラのライ角度
2012年07月27日
0.25度ギャップのカタログに表示されたライ角度を信じてはいけない
そんなものあるわけないじゃないか
計ってみて、結局やり直す羽目に
アベレージプレイヤー用の高級アイアンセットに
アプローチウェッヂが引っかからないようにって、そういう危惧は要らない
サンドウェッヂと、ピッチングウェッヂとの飛距離のギャップが出ないことには意味がない
有名アイアンセットのライ角がそうであった
アプローチウェッヂだけがなぜか不自然なくらいフラットに
上級者に打てても、アベレージゴルファーには打てないのよ
そんなフラットなライのウェッヂ
そこで、困ったことに
素材が硬くて曲がらない
今日、ホームセンターをはしごして鉄パイプを買ってきたの
出入りのために?
まさかねー
さっき、それでベンディングバーを延長してやっと直ったの
迷惑なアイアンよ
メーカーにクレームを出しても、修理できないっていうし
そんなことじゃダメって、叱っときましたけど
でも普通こんな硬い素材は曲がらんわ
こんな仕事じゃあかんわね
どうしたら、アベレージゴルファーが上手になるかでしょ?
メーカーが考えることは
このごろ、どうしたらお客さんが頻繁に買い替えるかになってるもん
そしたら、エエもん作れよって
そう思うけど
アフターサービスなんて、ほとんどのメーカーがやらんようになってきたけど
(グリップ交換なんて、メーカーがすることないじゃない)
保険で折れたシャフトを直すことだけでしょ
オプションで、素晴らしいシャフトを販売するとか
実際研究しているの、知ってるけどね
商売にはつながらないからやりたがらない
工業製品って、公差が少なくなってるはずだけど
クラブって意外とええ加減なのよね
そのまま製品になって
検査も通って、それでいいのかしらねー
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