リッチな店長日記
ショットの良し悪しを聞かれますが、
2012年06月25日
ラウンド後のロッカールーム
スイングのどこが悪いんでしょうかとたずねてこられた
さほど悪くもなく
ただ持ち球のドローを使えば良いのに、危険があるからと右に曲がる球に
軽く左に曲がっているホールでも打つ球は右曲がり
良いところが出ないよね
いっそのことOBが一発二発出た方が、スコアが良くなるんじゃないだろうかとも思う
いかにも苦しいゴルフだ
それより気になったのは、
スライスラインのパット
すべて下に外れていた
読みが小さいから、下に外れる
下に外れるから少し強く打つ
大きく外れたら3パットの恐怖が待っている
これを改善した方がスコアメイクにつながるだろう
思ってらっしゃることと実践では、これだけ違う
私がキャディーをすれば、もう少し良い平均スコアで上がれるだろうけど
そうすれば勢いも殺すことになるから、一長一短だわね
子どもには、言わない教育ってあるじゃない
私が怠慢かましてるってことではなく
言いたくても言わん
知ってることを全部云うてしもたら、そのときは伸びても後でのロケットスタートの部分がなくなってしまう
頑張る過程
模索している過程
上昇している過程
ゆっくり観てて楽しむべきです
横から、ジェット噴射のやり方を教えるようでは、
そうしたいのは、みんなじゃないですか
あえてそれをしない
子どもにも人それぞれ、
伸びる時期
伸びるスピード
伸びる高さってありますから
諦めるでなく、焦るでなく、
卓球では見かけるけど、
ゴルフでは見かけんこと
試合から負けて帰ってきた子どもを抱きしめること
オレは見たことがない
でも、どうあるべきかはみなさん周知のことだと思う
試合から帰ってきた子どもに
まず、最初になんと言う?
「(スコア)なんぼやった?」
次、
「あかんやん!」
「練習場や」
まずは、
疲れをねぎらう言葉が最初でしょ
私の言葉、
だいたいいつもこう
「お疲れさん!」
S&Bの瀬古監督の言葉がそうやった
帰ってきた選手に、お疲れさんと声をかけて
成績がよければ、
「さすが!」
って
それは、コーチと選手の間柄やん、って絶対出る
でも、コーチでもないのに、やいやい小言を言うのはどうだろ?
そしたら、親やからです
って
あまりに都合が良すぎる
いつかは子どもも爆発するよ
血縁関係が、イコール信頼関係とは違うからね
上手にやってらっしゃる親御さんも見るのよ
中にはね
でも、大概隅っこのほうで目立たない
これは話しても良いだろう
かなり前のこと
いつも上位の子どもさん
そして、調子が悪ければ、成績表の前で怒鳴り散らしていたお母さん
ほんとに久しく子どものゴルフの調子が悪くなった
そしたら、いつの間にか裏方さんに徹するようになっていた
ハーフで上がってきた子どものバッグの中身をチェックして
飲み物はあるかどうか
そこに栄養剤を入れておく
かつてと大違い
なるほどー
お母さんの進化
すごいなーと思った
それに、本気になったことも私はそこで認めた
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