リッチな店長日記
だいこんとにんじん
2011年11月17日
小学校の参観で
「だいこんとにんじん」の話が
どうやら道徳教育らしく
にんじんが、だいこん村に行ったら笑われ、からかわれたと
それが、だいこんたちにとっては面白かったので
今度は、だいこんたちがにんじん村に出かけて行って、からかってやろうとした
でも、そこでは、にんじんの方がたくさんいたので、だいこんたちが笑われて恥しい思いをしたという話
センセが、にんじんが一度からかわれたからといって、だいこんに仕返しをしても良いですかー?
って、生徒に尋ねたの
「良いと思う人?」
ここで実は一人小さく手を挙げてたの
「いけないと思う人?」
もうほとんどの子どもが手を挙げて
「二人ほど挙げてませんけど、・・・・・」って
そこで、オレは、頑張れって、その子に言いたかったけど
いかんせん、まだ小学生
いけない方にまわってしまった
仕返ししたらあかんのか?
隣に座ってるお友達が、まさに隣町でいじめられたら、
もし、その子が強かったら、
やっつけに行ったってもええんと違う?
それじゃ、道徳の授業にならんのか?
「だいこんが、にんじんを笑うことはいけないことですかー?」
って、問いに
「いけないことですー」って
少数の者を笑うなということだろうか?
いわゆるマイノリティーか
いけないと云えば、いけない
いけない気持ちを、持ってはいけない
そういうので良いのだろうか?
いけない気持ちは誰にも生じる
その行為は、現実には起こしてはいけない
悪い気持を抱くことさえ悪になる
そうだろうか?
小学生だって、もう少し考える力があると思う
容姿の異なった他人を見て笑ってはいけない、そういうしめで終わったけれど
果して、それで良いのだろうか?
仕返ししても良いと思う、あの子どもの意見
私は、じっくり聞きたかった
大人が子どもに正義を教えることほど、滑稽なものは無い
子どもの方が、何が正義か、純粋な目を持っている
大人の変な論理、
自分勝手な、
自分に利益が転がり込んでくるような
そんな論理
要らんと思う
子ども主体で、ただ、しゃべらせてやっても
運営次第では、授業になるんやないか?
きっともうなると思う
ここが、海外の子どもたちと違うとこやろな
良いでも、悪いでも、なんでもええ、
自分の意見を云えるような子どもに育ってくれ
きっとそれが正義やと思う
ただし、
オーストラリアでは、
グリーンピース側の意見だけが、子どもに吹き込まれている
それで、私に正義を主張してきたのだが、
要らん嘘の知恵は、純粋な子どもの正義感さえ台無しにしてしまう
クリックしていただくとランキングが上がります
思い切ってどうぞ
- Tweet
